恐怖 ページ23
見苦しい茶番劇をすみません。
親分曰く、入ろうとしたら鍵が空いてなくて空いていた窓から入ってきたそう。
何て無防備な!!←
それで、ホッとしたのも束の間。
西「じゃあ、Aちゃん。ご飯作ったんやけど……食べれる?何なら持ってきたるよ。」
そう言って私の答えを聞かずに食事を取りに行った。
……うん、せめて答えは聞いてって?
私今お腹すいてないんです(´・ω・`)←
まぁ持ってくるのに時間はかかるだろうと思い、寝かされていたベッドから出ようとすると去ってから3秒後の今彼は戻ってきた。←
西「!?ちょっ、まだ横になっとき?危なかよ?」
流石親分。
自分でも言ってるだけあるなぁ←
親分によってベッドに戻された私はお米オンリーなご飯達を見て少しうねった。
西「どうしたん?食べんの?」
反強制的にぐいぐいとご飯を乗せたスプーンを口元に押し付けてくる。
『い、いひゃいですよ……!わかっひゃっ!わかっひゃから……』
西「ん……美味しい?」
観念して口を空け、一口食べて見る。
『……!美味しい!』
失せていた食欲も回復するほどの美味しさに驚きを隠せない。
西「!良かったわぁ〜!作った甲斐があったな〜♪」
太陽のような彼の笑顔は恐ろしいぐらいに花を飛ばしていた。←
西「さ、二口目やな!」
……え?
『いや、スペインさn…ジャナイデススミマセン親分、私自分で食べれます!』
何かスペインさんって言おうとした瞬間暗黒の顔になった気がしたけど気のせいだ。←
西「駄目や!親分が面倒見てやるから、Aちゃんは何もしなくていいんやで?」
『いや、そう言うわけでは……』
すると、親分は両手に持っていたお皿とスプーンを机に置き、いきなり私の両手を掴んできた。
西「俺がしてやるって言うとんのやけん、Aはただ俺の言う通りにしてればいいんよ?」
『っ……!い、痛いです!離してっ…』
西「Aが悪いんよ?……あと、その敬語やめてくれん?」
『……敬語は分かった。でも、私が悪いって何で…』
更に反抗すると、いつもの彼とは別人のように大声をだし、力を一層込めて両手を握る。
西「お前は俺のもんや!!!」
『ッ……!』ビクッ
西「……あ…………こ、怖がらせてしもうたな。親分もう行くわ。またご飯つくったら持ってくるわ。」
『う、うん……』
西「じゃぁ…」
親分は私に持ってきたご飯を持って部屋を去っていった。
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Arty(もとYngve)(プロフ) - 美布田千絵さん» 尊敬すべき俺のお母さんですね★ 塩は許すけど醤油はアウトな! (2019年5月5日 0時) (レス) id: 7260ef769b (このIDを非表示/違反報告)
ほのか@風花 - 美布田千絵さん» コメ失礼しゃーす!え?トマトに醤油?うちトマトには塩かけて食べるよ?? (2019年5月4日 15時) (レス) id: a60bbace95 (このIDを非表示/違反報告)
Arty(もとYngve)(プロフ) - 美布田千絵さん» わかったわ!物足りないならアレンジしちゃえばいいんだよ!親分,別に構わないよね!トマトが風味残して美味しく食べられるのであれば!…俺は素材派だけどね! (2019年5月3日 21時) (レス) id: 7260ef769b (このIDを非表示/違反報告)
Arty(もとYngve)(プロフ) - 美布田千絵さん» なにいってやがるんですか!トマトがもったいない!ならぜんぶパエージャやピッツェリアとかにしたら普通に食べてくれるよな!?醤油は没収しないから! (2019年5月3日 21時) (レス) id: 7260ef769b (このIDを非表示/違反報告)
Arty(もとYngve)(プロフ) - 美布田千絵さん» そうだよ!トマト食べてんのに風味が台無しだし,その…塩分的な問題あるからおじいさまどうか醤油をよこせください……! (2019年5月3日 21時) (レス) id: 7260ef769b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美布田千絵 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mariarosem1/
作成日時:2019年3月4日 1時