安心してください！貴女だけにしか発動させませんから！！←

いつもの ページ11

『……アー…サー……？』

目を覚まし、誰だか分からないがとても懐かしい名前を読んだ。

どうやら、あのあとこんがらがりすぎて眠ってしまったようだ。←

今は自分の部屋にいる。

でも、本当に懐かしいと感じるのはなぜだろか。






……！





思い出した！！



確か……









・









・









・









ギャルゲーの攻略キャラの一人の名前だっけ。←

いっや、そう言えば、あのゲーム懐かしいなぁ……

あ、久しぶりにしてみようかな？←

幸いなことに奥には仕舞っておらず、すぐにとり出せた。

早速ディスクをセットして、ゲームを始める。

『懐かしいな、この感じ……ずっと手紙とか薙刀やってたら忘れてたや。』

アクションを行っていくと、先程の名前の主が現れる。

『……おっ、久しぶり〜！アーサーだー！』

このゲームは、一度攻略キャラに設定すると、そのキャラのプロフィールを把握することが出来る。

『そう言えば、このキャラのフルネーム何だっけ？……うっ、長っ！！』

以外の長さに少し驚く。
ま、まぁ、一応国際的な学園なんだから、この名前は当たり前の長さなのだろう。

『えっと………アーサー・カー、クラ……ンド……？』

後半は片言になりながらもなんとか読めた。…はず。←

『へぇ、アーサー・カークランドって言うんだ。』

それと、一応言っておくが、このゲームは、攻略キャラが一人の悲しいゲームではないので安心してね！←

そうだな……

例えば、かわいい系で女子からの人気を誇る、


フェリシアーノ・ヴァルガス

とか、

しっかりものの、たまに抜けたところがあるということに人気がある、


ルートヴィッヒ

とか。

……あと、フレッドに似た名前のキャラもいたな。

アルフレッド・F・ジョーンズ

だっけ？

あんま覚えてないです。←

まぁ、久々で内容も忘れたしと言うことで最初から始めることにする。

この時、窓を開けていた。

そこから入ってきた外の風で中途半端に開かれていたディスクケースが閉じる。

その表紙には、

大部昔のものだからだろうか。

かすれて

ヘ リ 園

と書かれていた。

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