57話 ページ7
IN「そうだ、ったんだ」
私が話終わると沈黙が続きそれを最初に破ったのはイエニオッパで、私よりも辛そうな顔をして俯いてる。
『今はもう大丈夫です。吹っ切れましたし』
FL「...そんな辛そうに笑わなくていいんだよ？」
『辛そう、だなんて』
LK「どう見ても辛そうだけど？」
CB「安心しろ。今は誰もAの事道具だなんて思ってないから」
『...それならよかったです』
私の話のせいで一気に暗くなってしまったリビングの雰囲気に話した張本人の私が耐えきれなくなり、今直ぐにでも逃げ出したくなった。
HN「...俺、本当の名前はハンじゃなくてジソンって言うんだ」
突然のカミングアウトに思わず目を見開いてハニオッパを見つめた。目があったハニオッパはへらりと笑って口を開く。
HN「Aが秘密を話してくれたんだから俺も話さないとかなって。ここは平等にいかないとね」
『...ありがとうございます、ジソンイオッパ』
HN「！...へへ、なんか照れるね」
本当の名前を呼べば赤くなった頬を隠して微笑むジソンイオッパ。その仕草が可愛くて思わず抱きしめたくなる。
IN「僕も本当はアイエンじゃなくて、ジョンインって言うんだ。Aちゃんには本当の名前で呼んでほしいな」
LK「俺も、リノじゃなくてミノって呼んで」
『ジョンイニオッパ、ミノオッパ？』
FL「あ、実は僕もずっとAちゃんの事呼び捨てで呼びたかったんだよね。駄目、かな？」
『勿論、大丈夫ですよ』
IN「ヒョンばっかずるい！僕も呼び捨てして良いかな？」
『はい』
いつの間にか各々が秘密を言い合うようになってしまい、思わず笑みが溢れた。さっきの暗い雰囲気からこんな一気に明るくなるなんて...
HJ「なんか、皆んな秘密があっていいなー」
HJ「俺一つも無いんだけど」
SM「あるでしょ」
HJ「え？」
SM「チャンビニヒョンのお菓子を秘密で食べた事」
CB「ヤー！！やっぱりお前か！！」
HJ「いや、これは違くて！！ヤー、キムスンミン！よくもやったな！！」
もう一方で事件が起きてたが私は知らないフリをした。目を合わせたら巻き込まれる気がする。
BC「俺の秘密はね、名前が２つある事なんだ」
BC「クリストファー•バン。どう、かっこいい？」
『わっ、急に耳元で囁かないで下さい！』
『かっこいい名前ですけど、』
耳元で囁くチャニオッパに驚いて熱くなってる片耳を抑える。
にまり、と満足そうに笑うチャニオッパ。何が嬉しいのか分からないけど、取り敢えず離れることにした。
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いっぴぃ。(プロフ) - あんずさん» こちらこそ度々更新が止まっていたのにも関わらず最後まで応援して頂きありがとうございます！今のところafter storyは書けたら書こうかなと思っているので期待して待って頂ければな、と☺️ (2月23日 19時) (
レス) @page27 id: 4cb6ac74d0 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 完結おめでとうございます！大好きな作品なので終わってしまうのが少し悲しいですがスランプになりながらもこんなに素敵な作品を完結して下さってありがとうございます！！after storyも見てみたいです✨️本当に完結おめでとうございます！ (2月23日 18時) (レス) @page40 id: 0010bffdfc (このIDを非表示/違反報告)
いっぴぃ。(プロフ) - れなさん» コメントありがとうございます！これからも頑張りますね！ (12月24日 15時) (レス) id: 4cb6ac74d0 (このIDを非表示/違反報告)
れな - とても面白い作品です！！これからも頑張って下さい!! (12月22日 21時) (レス) @page27 id: e984d5283c (このIDを非表示/違反報告)
いっぴぃ。(プロフ) - ﾄｹｲﾁｬﾝさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！ (11月14日 22時) (レス) id: 4cb6ac74d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いっぴぃ。 | 作成日時：2023年11月3日 22時
