61話 ページ11
IN「あーやだー、行きたくない〜」
IN「Aも一緒に行こうよ?」
『いえ、私には私の仕事があるので』
IN「そんなのあっちでも出来るよ!!」
BC「はいはいイエナ〜、Aが困ってるから」
HJ「...俺が抱きついたら文句言われるのに何でイエニは許されてる訳?」
SM「下心があるか無いかの差でしょ」
HN「おー、スンミナ大正解!」
HJ「ヤッ!!!!!!!!」
CB「おーい、そろそろ車に乗らないと遅れるぞ」
LK「もう置いていこう」
HN「チャギヤ〜、待ってよ〜!」
FL「A!何かあったらすぐに連絡してね!」
『はい、分かりました』
『じゃあ気をつけて行って来て下さいね』
車の中からずっと手を振っている8人を見送って家の中へと戻る。
皆さん今日は首都にある支部の方に8人で呼ばれたらしく今向かってる最中だ。皆さんから、特にイエニオッパからは一緒に行こうと言われてたが、昨日皆さんに迷惑をかけた分書類を少しでも多くやりたくて残る事に決めた。
皆さんを見送ってから数時間経った時。隣から凄まじい爆発音が聞こえて来て思わず体が反応する。驚きで固まっていると次は耳が割れそうな程大きい音でスマホの電子音が鳴り響いた。
『も、もしもし』
BC「"A!?無事?昨日捕まえた幹部が実は脱走したらしいんだ!"」
BC「"危ないから絶対に外には出ないで。あと俺たちが帰るまで何処かに隠れてて"」
『わ、分かりました』
チャニオッパからの電話に出てみるとオッパの焦ったような声と後ろで騒がしくしてる7人の声が聞こえて来た。驚きで固まっていた体はいつの間にか動くようになってて、急足で地下に隠れようと階段に足を運ぶ。
「うわ、扉って意外と頑丈なンだな」
「こほっ、煙を立てるなと言ったでしょう。」
下りようとした瞬間、今度は玄関から大きい音が聞こえて来て反射的に振り向けば壊れた玄関には昨日捕まえた筈の幹部と全く知らない眼鏡の吸血鬼がいた。
「あ、いたいたぁ〜」
「ほらあの子がボスとあいつの娘」
「...確かに、見た目は似てますね。」
『...何をしに来たんですか』
「何って、お前を攫いにきたンだよ〜」
『攫うって、私はお父さんとお母さんの脅し道具にはなりませんよ』
「いえ、違います。奥様から連れて来てと命令を頂いたのです。」
『めいれい...?』
『何を持ってそんな事!!』
「はいはい、説明すンのだりぃから大人しく連れ去られてね〜」
抗議をしようとした瞬間、目の前には幹部の男がいてお腹に強い衝撃を受けたのと同時に私の意識は一瞬にして飛んだ。
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いっぴぃ。(プロフ) - あんずさん» こちらこそ度々更新が止まっていたのにも関わらず最後まで応援して頂きありがとうございます!今のところafter storyは書けたら書こうかなと思っているので期待して待って頂ければな、と☺️ (2月23日 19時) (レス) @page27 id: 4cb6ac74d0 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 完結おめでとうございます!大好きな作品なので終わってしまうのが少し悲しいですがスランプになりながらもこんなに素敵な作品を完結して下さってありがとうございます!!after storyも見てみたいです✨️本当に完結おめでとうございます! (2月23日 18時) (レス) @page40 id: 0010bffdfc (このIDを非表示/違反報告)
いっぴぃ。(プロフ) - れなさん» コメントありがとうございます!これからも頑張りますね! (12月24日 15時) (レス) id: 4cb6ac74d0 (このIDを非表示/違反報告)
れな - とても面白い作品です!!これからも頑張って下さい!! (12月22日 21時) (レス) @page27 id: e984d5283c (このIDを非表示/違反報告)
いっぴぃ。(プロフ) - トケイチャンさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです! (11月14日 22時) (レス) id: 4cb6ac74d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いっぴぃ。 | 作成日時:2023年11月3日 22時