52話 ページ2
ドンっ!!と大きい音を立てて私の上にいた彼は一瞬で吹き飛ばされてしまい向こうの壁にだらん、と寄り掛かっている。
FL「Aちゃん、大丈夫?!」
『あっ...は、い』
FL「怪我してない?痛い所とかない?」
うるうると涙を浮かべて私より痛そうな表情をしているリクスオッパ。さっきの死ぬほど低い声ってリクスオッパの声、だよね?
LK「ヨンボガ!お前急に吹き飛ばすなって!」
LK「Aに当たってたらどうするんだよ」
FL「僕がAちゃんを蹴るわけないじゃん!!」
HJ「てか俺が助けたかったのにぃ!!」
私を立たせてくれたリクスオッパの後ろにはリノオッパとヒョンジニオッパがいて、驚きと安心で体の力が抜けるのが分かる。
BC「っと、大丈夫だった?」
『あ、ありがとうございます』
いつの間にか後ろにいたチャニオッパに支えられてギリギリ倒れないで済んだ。
お礼を言うとにっこり、と笑ったチャニオッパ。でも何処か怒っているような感じがして静かに目を逸らす。
SM「あー、これ気絶しちゃってる」
CB「相変わらずヨンボガのキックは強いな」
IN「Aちゃんが傷ついた分いれたら足りないくらいだけどね」
向こう側にはあの男の生死を確認してるスンミニオッパとチャンビニオッパ、イエニオッパがいた。
『あ、あの!ちょっと前に逃げた男の子がいたんですけど...』
HN「大丈夫、こっちでちゃんと保護したから」
HN「なんならその子がここの場所教えてくれたんだよー」
『そうですか!良かった、』
あの子供の無事が知れて、一気に安心する。
ハニオッパの後ろには大勢の部下達がいてあの男を拘束している。今さっきまではあんなに怖かったのに、今ではなんともない。
HJ「じゃあAも戻ろっか」
『え?、わ』
そう言って突然お姫様抱っこをして来たヒョンジニオッパ。浮遊感に慣れなくて慌てて彼の体に抱きつく。
ギュッと抱きついていればヒョンジニオッパからは変な笑い声が聞こえて、他の皆さんは何処か不機嫌そうにしてた。
リビングについて、私はソファに下ろされた。そのまま擦り傷やらを消毒して貰い、身体中は絆創膏だらけだ。
BC「A、今回はたまたま運が良かったけどああいう時はすぐ俺たちに言って」
『すみません、』
LK「...もう足枷でも付けさせた方がいいか?」
『!?、それは嫌、です』
IN「そう思うならやめて」
HN「そうだよ、Aが襲われてた時のリスクなんて怖過ぎて」
FL「ハニ!!黙って!」
1068人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いっぴぃ。(プロフ) - あんずさん» こちらこそ度々更新が止まっていたのにも関わらず最後まで応援して頂きありがとうございます!今のところafter storyは書けたら書こうかなと思っているので期待して待って頂ければな、と☺️ (2月23日 19時) (レス) @page27 id: 4cb6ac74d0 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 完結おめでとうございます!大好きな作品なので終わってしまうのが少し悲しいですがスランプになりながらもこんなに素敵な作品を完結して下さってありがとうございます!!after storyも見てみたいです✨️本当に完結おめでとうございます! (2月23日 18時) (レス) @page40 id: 0010bffdfc (このIDを非表示/違反報告)
いっぴぃ。(プロフ) - れなさん» コメントありがとうございます!これからも頑張りますね! (12月24日 15時) (レス) id: 4cb6ac74d0 (このIDを非表示/違反報告)
れな - とても面白い作品です!!これからも頑張って下さい!! (12月22日 21時) (レス) @page27 id: e984d5283c (このIDを非表示/違反報告)
いっぴぃ。(プロフ) - トケイチャンさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです! (11月14日 22時) (レス) id: 4cb6ac74d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いっぴぃ。 | 作成日時:2023年11月3日 22時