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Oo4 ページ4

.





お父様と 大毅のところまで

歩いて



大毅と キス をする





予定だった





.





お父様と歩くまでは順調だった



とても素敵な景色 。



けどなんとなく


大毅の視線は

わたしじゃない誰かを

捉えてる気がした






不安に思いつつ キス する寸前

「 忘れもんした 」


大勢の人を前に

大毅は式場を後にした




この時すぐに気づいた




大毅の少し前を走り去る

『 女の子 』 がいたことに

それが元婚約者であることも




大毅が出て行ったことで


大毅の 親はパニックになり


会場もざわついた




.




一旦 控え室に戻されて




大毅の両親が 泣いて私たち家族に

頭を下げる



「 大丈夫ですよ 」

わたしの親はそう言った






その言葉で


わたしたちの 結婚式 ……


いや 、


契約


は終わった







人生にたった一度の

『 結婚式 』

はこうして幕を閉じた

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作者名:?O83l | 作成日時:2017年1月14日 21時

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