WESTの愛され紅一点ちゃん 2

大喧嘩 3 ページ26

流星side





望が出ていったあと




桐「…流星、追いかけ」





は？なんで俺が行かなあかんの






中「Aは、嫉妬しただけやん」







神「嫉妬とか、流星もしとるやん。それと同じやろ」





……そうやけどさ…






濱「…Aのこと…望に任せてええん？






望もAのこと…！…神「濱ちゃん！！！」






…あ……ごめん、なんもない…」







は…!?どういうこと…!?




…望も…？





まさか……！！





小「…もうええ。どんなに後悔しても知らんから」




って…俺が告白しても知らんから…ってこと…!?






気づいた時には、俺の足は屋上に向かっていた









屋上について





そっと屋上を覗いてみると






小「…A…大好きやで(ｷﾞｭｯ)」






A「うん…私も大好き…(ｷﾞｭｯ)」





と抱き合っている姿が見えた





ーガタンっ






やばっ…！






俺は急いで楽屋に戻った







…どういうことなん…






なぁ…A…望と付き合うことにしたん…？






楽屋に戻ってからずっとそのことだけを考えていた







神「なぁ、ちゃんと謝ってきたん？」





と声をかけてくれた神ちゃん






「…神ちゃん……俺っ…どうしよ…泣






Aがっ…！望と…！！泣」






1人で悩んでたことが溢れた






中「流星…！落ち着き！」







「…っ…ごめん…」







元はと言えば俺のせいやんか






俺がちゃんとしてへんかったから







失って気づくってこういうことなんやな…








…今更戻ってきてなんて言えへん







でも…謝らせてや…







…ほんま…俺なにしてたんやろ…







そう考えているうちに2人が帰ってきた






ーガチャっ








A「…っ……」







Aは俺のことを見ただけで泣きそうになっている







そんなに…俺のこと嫌いになったん……








小「A…大丈夫やで」







…大丈夫って何がやねん…







俺と付き合うこと言うても大丈夫やでってこと？





ほんまなんなん…







「…なんか言いたいことあるんやったらいえば？」





A「っ…」





違う…こんなことが言いたかったわけやない…







A「…りゅうっ…ごめんなさい…泣





私が我慢せなあかんかったのに…ほんまごめん…泣」






小「Aっ！それはちゃう…！我慢なんてせんでええ…！」







…なんで望が庇うん…









…彼氏やからなん…？

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