6話 ページ6
この場からどうやって逃げようか考えていた時
不意に藤井くんと目が合った
流星「あっ！！！」
えっ…なに…
望「うぉっ！流星！いきなり声出してどうしてん！」
藤井くんは私のことをじっと見て何も言わない
こんなに見られると恥ずかしくて俯いてしまう
流星「あの…間違えてたらごめんやねんけど、
前、食堂で席譲ってくれて学食の券くれた子？」
覚えててくれたんや…
私の顔なんてすぐに忘れられると思ってた
あの時しか喋ってないのに覚えててもらえたこと
それが嬉しくてたまらなかった
「あ、はい…」
それなのにまともな返事もできない自分に腹が立った
流星「やっぱり！
あんとき、ちゃんとお礼言えんでごめんな？」
「あ、いえ…私が勝手にやったことなので…」
流星「それでも、助かったから！ありがとう！！」
その時の笑顔は一生忘れないと思う
キラキラしてて本当に王子様がいるように見えたから
望「あのぉ…なんの話…？？？」
小瀧くんが入りにくそうに尋ねてきた
流星「あぁ。前、学食行った時席譲ってもらってん
あと、食券機の前でお金無くて困ってたら無料チケット貰ったから
それのお礼」
望「そうなんや！！
なぁ！名前！なんて言うん？
あ、俺、小瀧望で、こいつ藤井流星な！よろしく！」
そう言って勝手に握手されてブンブン振られる
「えと…Aです…よろしく」
望「ユキ、こんな可愛ええ子おるんやったらはよ紹介してやぁ！」
ユキ「ちょ、私のA取るんやめてよ！
望くんには絶対会わせんようにしてたのにぃ！」
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nana(プロフ) - てるてるぼーずさん» コメントありがとうございます！お待たせしてしまってすみません！明日も更新できるように頑張りますね！ (2018年8月27日 23時) (
レス) id: 52a11d90be (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - 有香さん» コメントありがとうございます！少しでも早く更新できるように頑張ります！ (2018年8月27日 23時) (レス) id: 52a11d90be (このIDを非表示/違反報告)
てるてるぼーず(プロフ) - 更新待ってました！！めちゃくちゃ好きなお話です！これからも更新待ってます！！ (2018年8月27日 22時) (レス) id: 6a9af03c30 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年8月25日 10時) (レス) id: 44f2d4f6ef (このIDを非表示/違反報告)
のんたん(プロフ) - 読ませてもらいました！すごく良かったので続きをぜひ書いてもらえたら嬉しいですよろしくお願いします！すごく読んでて仕事の疲れ吹き飛びます！ゆっくりでいいので続き下記続けて欲しいです！暑い日が続きますがお体に気をつけて書いてください！ (2018年8月23日 22時) (レス) id: 962358cccc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nana
| 作成日時：2018年8月8日 21時
