片想い【青】

34話 ページ34

「い、いつの間にいたの…？……藤井くん…」









流星「なんや…名前で呼んでくれへんのや」









き、聞かれてる…









急いで大毅くんに助けを求めようと周りを見ても大毅くんはいなくなっていた









っ…まって、心の準備出来てへんって…









流星「名前で呼んでや」









「っ…りゅぅ…せぃ…くん///」








もうあかん…恥ずか死ぬ








流星「ふはっ、顔真っ赤やで？笑







まぁ、よく出来ました」







ってポンポンと頭を撫でてくれた









…流星…くん…はユキちゃんのとこおらんでいいんやろか…








ちょっと不安になる…









私が大毅くんとずっと一緒にいたから気を使ってきてくれただけなのかもしれない









でも…それでも私は頑張るって決めたから…








少しでも見てもらえるように…









「ねっ、ふじ………流星…くん」









流星「ふじって笑 どうしたん？」








「…もうちょっと深いところ行きたいんだけど…一緒に来てくれる…？」









流星「ん、ええよ！」









2人で私の足がつくかつかないかくらいのところまで来た









まぁ、ふ…流星くんは余裕で足ついてるんだけどね…笑









波が来る度に足が浮いたり付いたり…ちょっと怖くなってきた







…私…泳げないし…









そんなことを考えると余計に怖くなってきた









でも…泳げないなんて知られなくないし…








流星「A、大丈夫…？震えてるけど…」









「や…大丈夫っ…」









ここで強がるところがダメなのかな








きっと素直な子はちゃんと言うのかもしれない









…もっと素直な子になれたらいいのに









そう思ってるとひょいっと体が持ち上げられた








「えっ…？藤井くんっ！？」









何故か藤井くんに抱っこされている









恥ずかしくてたまらない









流星「ちゃんと名前で呼んで」








テンパりすぎて苗字で呼んでた








「流星くんっ…」








そう言うと流星くんは下ろしてくれた









下ろしてくれたところはちゃんと足がついて怖くない









気づいてくれたんだ…そう思うとすごく嬉しくなった









「流星くん…ありがとうっ」








流星「どういたしまして笑」




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シゲちゃんcolorありがとうございます！


あと、通信制限来てしまって←
更新遅くなるかもです汗
すみません

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