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『…貴方、何者なんでs「ほらほら〜行くぞぉ!」…ッ、寒い』
真冬の真夜中の空をものすごいスピードで飛んでいく。絵本なんかで見る、トナカイもソリも見当たらなかった。しかも風がびゅうびゅうと当たりとんでもなく寒い。でも、それと同時に今までにないこの感覚にドキドキしている自分がいた。
気付けば街の商店街についていた。そこまで遠くもなかったのに、行ったことなかったな。なんて考えていたら、サンタさんは自分の首に巻いていた真っ赤なマフラーを外し、私の首にぎゅ、と巻いた。…さっきの言葉、聞こえてたんだ。
「こん中から、欲しいもんあったら言ってな。」
サンタさんは笑って私にいった。そういうことか。
いつもに比べれば人は多いけれど、先程よりは少ない。とりあえずすぐ隣のお店に入る。
そこはアクセサリーなどが売っている店のようで、色とりどりのネックレスや指輪なんかが飾られていた。
『あ、』
最初に目に入ったのは青いネックレスだった。
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作者名:あくあの海賊船 | 作成日時:2022年12月22日 15時