ゲームは趣味だよ、君。【Fischer's】 (ページ5)

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第4話！ページ5

キヨ「それさ。相手側お前のこと好きなんじゃね？」

『…は？』

TOP5でジェイソンをやる準備をしていた時。

ガッチさんが遅れてくるとのことで、4人で雑談をしていた。

さっきのことをサラッとマサイの名前を出さずに話したら、キヨくんから爆弾が放り出された。

牛沢「え、まさか遥香さん気がついてない感じ？」

レトルト「はーやれやれ。これだから鈍感は。」

『いやいやいやいや！！ぜぇったいない！』

牛沢「鈍感野郎はみんなそう言うんだよ。」

うっしーの冷たい声が耳に入る。

漫画じゃないんだから…。

私は頭をクリアにするため振った。

『第一、幼なじみだし。』

レトルト「幼なじみだから一歩踏み出せなくて気が付かないフリしてるんじゃなくて？」

キヨ「…まあ慎重にな。」

牛沢「キヨ、遥香がマサイくんを待ってる時にばったり会って話してただけで熱愛報道されたもんな。」

レトルト「さすが巻き込まれキング。」

キヨ「うるせぇ！」

本当、ここは昔から変わらない。

私がオランダに行くって言ってもこんなだったし。

なんなら真夜中に急に電話かけてきたり講義中にかけてきたり。

まあ、それが居心地いいんだけどさ。

Fischer'sとはまた違って。

ガッチマン「ごめん！遅れた！」

『ガッチさん助けて！』

ガッチマン「おおう？！どした？」

やっと来たガッチさんに助けを求めた。

その日の動画のタイトルは【キレた遥香、煽る俺たち】になったそうな。