大人のマサイのお話 ページ8
ダーマと2人、仲良さそうにゲームをする姿を後ろからジッと見つめる。
俺は悔しくて、思わず手を握りしめた。
ダーマだけには敵わない。
中学時代から仲が良くて、今でも趣味が一緒ってのがあると思うけど。
明日香「ねぇ、マサイ。今度の動画のことなんだけど。」
無意識に近寄ってくる明日香。
きっとこの距離の近さが問題なんだろう。
俺は少し離れた。
明日香「どうしたの？マサイ。」
マサイ「ちょっと距離を考えようね。」
明日香「なんで？」
マサイ「俺、遥香のこと大好きだから。なんか誤解されるようなことしたくない。」
そう言うと、明日香は吹き出す。
遥香とよく似てるけど、違ってる顔で。
俺は惹かれなかった笑顔を浮かべる。
明日香「お姉ちゃんがこんなことで嫉妬とかしないよ。それにメンバーだよ？わかってくれるって。」
そう言ってパソコンを持ってまた近づく。
…明日香、それは誤解だよ。
遥香は寂しがり屋なんだよ。
明日香は遥香にそっくりだから、遥香は不安になるんだ。
俺はやっぱり1歩引く。
少し頬を膨らませ、不機嫌そうな顔をする。
だが本当に不機嫌では無いのはわかってる。
それを笑って、遥香の後ろに抱きつく。
『わあっ！今スマブラ中なんだけど！』
マサイ「頑張って〜。」
『あぁ！ダーマ卑怯だよ？！』
ダーマ「うるせぇマサイが引っ付いてる間に攻撃して何が悪い。」
やっぱり、遥香のこの匂いが大好きだ。
遥香、俺の事を信じて。
絶対に俺は遥香から離れないから。
『よし、勝った！』
コントローラーを置いて遥香が抱きしめてくれる。
ダーマは呆れながら俺を蹴った。
ちょっと痛かったが、知らんぷりで遥香を堪能する。
明日香「本当、マサイって甘えっ子だよね。」
そうだ悪いか。
俺らは分かり合えてる。
だから、甘えたいときに甘えて支え合えるんだ。
俺は信じてるよ。
遥香はちゃんと、俺だけを見てるって。
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ユウリ(プロフ) - 熊坂@サブさん» 頑張ってください！！応援しております！！続編でたらすぐお気に入り登録させていただきます！！ (2020年9月8日 19時) (
レス) id: 4c2f02cb4e (このIDを非表示/違反報告)
熊坂@サブ(プロフ) - カフェモッカさん» 本当にありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2020年9月8日 16時) (レス) id: b3d4a9f8b7 (このIDを非表示/違反報告)
熊坂@サブ(プロフ) - ユウリさん» ありがとうございます！近いうちに続編として1作づつ出させていただきますね！ (2020年9月8日 16時) (レス) id: b3d4a9f8b7 (このIDを非表示/違反報告)
カフェモッカ - 熊坂@サブさん» ビタチョコは嘘の自分を偽るけどモトキに勘づかれちゃって『偽善者』って言われたとかなんとか的なやつで偽物勇者は差別的なやつで苦しんでいた夢主ちゃんをシルクが助けるっっていう感じ……長文失礼しましたァァ!! (2020年9月7日 21時) (レス) id: 4ebf1d1c66 (このIDを非表示/違反報告)
ユウリ(プロフ) - 熊坂@サブさん» そうですね……シャルルはぺけたん、アルカリレットウセイはシルク、アイ情劣等生はモトキでどうでしょうか！ (2020年9月7日 21時) (レス) id: 4c2f02cb4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：熊坂 | 作成日時：2020年8月25日 17時
