311話 ページ39
最近、謎だらけな事多いなぁー。
『とりあえず、寝ようかな？』
赤ちゃんの時の写真はあるけど…流石に家族まで写ってないし…。
『…はぁー、どうすれば良いんだろうか』
っていうか、眠れないんだけど。
外行こうかな。
私は外に出て、桜の木がある場所に行った。
ーーーーー
普通にまんば達とかに会わないで来ることが出来た。
『此処の本丸でも桜の木があると思わなかったよ』
今日はちょうど満月なんだよねー。
向こうと全然違うんだよね。
『んー、風が涼しい…』
久しぶりの外の空気を吸えたな。
何て1人でいると。
三「主よ…こんな所でどうしたんだ？眠れないのか？」
『うわっ！三日月なんでいるの？』
三「主が外行くのが見えたから着いてきてみたぞ」
『…バレてたのか』
三「薬研達に怒られるぞ？」
『うっ…、別にいいじゃん』
三「俺は言わないけどな」
『その方がありがたい』
特に薬研とみっちゃんに怒られたくないもん。
三「主よ、此処に来た理由、本当は眠れない以外の理由があるのだろう？」
三日月にバレるか。
『…まぁ、そうだよ』
三「本当の家族の事か？」
『…！』
三「当たりだなぁ、相談なら乗るぞ」
『…ありがと。正直、あの双子のお兄さん達が本当の家族だったら、何で今更なんだろうなとは思うし、会ったら何話そうとか分からないんだよね』
三「そうか…」
『正直、本当の家族に会うのは怖いんだ…』
三「……」
『それに、前は赦そうと思ったけど、本当は少しは恨んでるのかもしれない。だって、孤児院から姉様達に引き取られてから暴力もされたし。こんな体ボロボロでっ…痛くて痛くてたまらなかったっ…！』
自分の目から涙が溢れた。
三「…主よ、赦さなくてもいいんだぞ。たくさん主は傷つけられたんだかなぁ。」
『……生きてて良いのかなっ？』
三「生きてないと俺らに会うことも出来なかったぞ。主に会えて俺達は良かったんだからな。」
『っ…そっ…そっか。良…かっ…た…か』
三「今は、俺しかいないから泣いても良いぞ」
『…っうわぁぁぁん！』
私は、しばらく泣いた。
三「よしよし…俺達がいるから大丈夫だぞ」
としばらく泣いていた。
『…ありがと…三日月』
三「…あぁ、あと泣き疲れて眠くなるんじゃないか？」
『うん…そうだね』
三「俺が運んで行くから寝て良いぞ」
背中をポンポンと叩かれた。
『うん…分かった』
私は眠った。
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羅ノ亜(プロフ) - レオさん» 教えてくれてありがとうございます！直しときます！ (2023年1月20日 23時) (
レス) id: f82a3626dc (このIDを非表示/違反報告)
レオ(プロフ) - オレだけだったらすみません。夢主の名前が(主人公)のままで名前が変わりません！ (2023年1月20日 22時) (レス) @page5 id: b95607a96d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅ノ亜 | 作成日時：2022年11月17日 18時
