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254話 ページ31

友利side

聡子さんと別れた後、渚達と一緒に買い物をする事になった。

『……三人とも付き合わせてごめんね』

カ「大丈夫だよー!ねっ、渚!」

渚「うん」

業「俺もー、それにご飯は奢りだしー」

渚「カルマ君…(汗」

『ありがとうね』

聡子さんが行ってこいって言ってお金を渡すから…。

薬「とっとと、終わらせようぜ」

山「そうだな」

ショッピングセンターに向かった。

歩いてると。

小さい子とか大人とかが見てくる。
「あの人、髪の毛白いよ?」と小さい子が言うと、
その子の親が「ちょっとダメよ、見ちゃ」と言ってるのが聞こえる。
「あの子…髪の毛白いんだけどぉ〜。きみが悪いわね」
と言う声も聞こえる。
そんな、白髪が珍しいのかな?
一方で、綺麗って言う人もいる。

山「大丈夫か?」

まんばが心配をしてた。

『…大丈夫。慣れてるし』

人に何を言われるのも慣れてる。
小さい時から包帯を巻いてるから周りの人からの視線も痛かったし。

今も、腕の包帯は手首までしてるから見えるし。
足も見えるし。

あと、首にも傷が少しあるけど目立たないけどあるし。

薬「本当に大丈夫か?」

『うん』

業「辛くなったら言いなよ?」

『はーい』

それから自分の買い物をカエデに手伝ってもらう。
まんば達は、待っててもらってる。

ーーーーーーーーーー

渚side

友利の買い物をまってる。

「そういえばさ、あの白髪のお兄さんにそっくりだよね…」

業「…ん、渚君も?俺も同じ事思ったよ」

薬「確かにな…」

雰囲気がいてる。けど性格は違うけどね。

山「…そうだな。もし、そうなら良いのか?」

薬「分からねぇ。今更、会ったとしてどうなんだろうな」

渚「そうだよね」

業「…俺達が考えてもダメだと思う。俺達は友利の気持ちは分からないよ、だって友利よりも恵まれてるでしょ?家族いるし」

渚「そうだけどねって珍しく、カルマ君がまともな事言ってる」

業「ん?」

渚「ナンデモナイデス…」

買い物を終わるのを待った。

ーーーーー

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作者名:羅ノ亜 | 作成日時:2022年10月9日 22時

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