236話 ページ13
兄side
「今日は、________に会ったな」
弟「うん、そうだね。でも、ちょっと心配だな。
あんなに体がボロボロだったね」
「そうだな。とりあえず、父さんに電話するか」
電話をかけて、スピーカーにする。
「もしもし、父さん。____に会った」
父[そうかい…どうだったんだい?]
弟「…んとね、髪の毛染めてたよ。それに…包帯巻いてたよ」
父[そうだったんだね…あの子には辛い思いをさせてしまったね]
「そんなこと言うなよ父さん…父さん達は悪くないんだからな。それに____を引き取った奴らが元々悪いんだからな」
父[そうだけどね、彼処に置いていった私達も悪いんだけどね]
弟「それはしょうがないじゃん。
事情があって日本に置いていったんだから」
父[そうだね。とりあえず引き続きよろしくね]
弟「はーい」
「あぁ、何かあった場合だけ連絡する。
時差が面倒いからな」
父[あぁ、じゃあおやすみ]
弟「おやすみなさい!」
「あぁ、母さんによろしく」
父[言っとくよ。じゃあ切るよ]
「あぁ」
と言って、電話を切る。
「連絡も終わったし、寝るぞ」
弟「はぁーい」
と俺らは寝に入った。
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友利side
今日あった事を話して今は寝るところである。
『今日も色々あったな…でも急展開過ぎるでしょ』
本当の家族は今更私を探してなにがしたいのだろうか。
もしも、一緒に暮らすとか言われても審神者だから暮らせないし。
15年生きてた中のたったの数ヶ月しか一緒に過ごしてないのに、どうして?
私は顔も名前も知らないのに…。
会ったら自分は何を思うのだろうか…。
『もう、考えるのもやめよう…それにもう寝よう』
そして、私は眠りについた。
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作者から
次の話は体育祭の話になります!
流石にのんびりしすぎたので、早く進めるように頑張ります!
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作者名:羅ノ亜 | 作成日時:2022年10月9日 22時