そして、誰も“俺の恋心”を知らない。 ページ14
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機能の放課後、侑と話したことを思い出す。
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「あんさー、角名ってAチャンのこと好きやろ。」
核心を突かれた言葉にドキリとする。
遠まわしな言い方じゃなく、ストレートな物言い。
俺に尋ねるというよりも確認するかのような言い方に驚く。
「なん、で．．．。」
知っているのか。
俺に聞くのか。
二重の意味のなんで、は侑によって解決される。
「見てたらわかる。多分、Aチャンも角名のこと好きやで。」
なんの根拠もない言葉。
それに少しのイラつき。
違う。
Aが好きなのはお前だよ。
そう言いたくても言ってはいけないという気持ちがあるから言えない。
だから何も言わない。
「、なんや。角名気付いてへんのかいな。」
は、？
何をだよ。
気づくことなんかないだろ。
「Aチャン、角名の好みに合わせてんねんで。音楽とかブランドとか。」
っ！
なに、それ。
それじゃ、まるで
「俺のこと、好きみたいじゃん。」
「やから言うてるやろ。」
じゃあ、なんで侑のことを聞くんだよ。
わからない。
「Aちゃんは角名のこと好きやで。」
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A、今すぐ君に会って話したい。
そして伝えたい。
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君が好きだ、と。
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少しの檸檬の匂い。
そして、誰もが“私たちの恋心”を知る。→←そして、俺は“二人の恋心”を知っていた。
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みや(プロフ) - ありがとうございます！北さんは背中を押す役が結構多いので、どこかで必ず報われる作品を作ろうと思います！ (2017年12月25日 8時) (
レス) id: c376f87d56 (このIDを非表示/違反報告)
湯たんぽ - 最高したし涙も出てきました！！北さん好きなので余計に、、、、これからも頑張って下さい (2017年12月25日 5時) (レス) id: e17635b3c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや x他1人 | 作成日時：2017年12月8日 17時
