氷川姉妹の末っ子ちゃんPart2【バンドリ！】 (ページ6)

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Episode forty eight ページ6

紗夜side

リ「…それで、どうなったの？」

紗「…すみません、私が教えてもらえたのはここまでなんです。

夕雨は、牛込さんに相談したとしか、伝えてくれませんでした」

リ「…そっか」

紗「夕雨はその日相談した後、1週間近く学校を休んだんです。元バンドメンバーに会いたくなかったのでしょうね」

あ「…それはそう、ですよ。……そんな終わり方、誰だって会うのが怖いと思う……」

燐「あこちゃん……そう、だね」

友「今の夕雨は、どういう経緯でああなったの？」

紗「…1週間、部屋に篭った後に出てきた時、夕雨は私達を"姉さん"って呼んだんです。

満面の笑みを浮かべず、微笑んだだけで」

リ「………」

紗「唐突でしたが、夕雨は何も変わっていないように話し出して。誰にだって敬語なのも、その時からです」

リ「…夕雨の中で、何があったんだろう」

紗「さあ、分かりません。あの子は私を頼りませんから」

リ「てかさ、気になってたんだけど」

紗「？」

リ「紗夜ってさ、ヒナとギクシャクしてたじゃん？なのに夕雨とはすっごい仲良いみたいだけど」

なんで？と聞いてくるのは、夕雨も日菜と同じ天才だからだろう