26話 ページ27
明希那side
日「あー！やっと戻ってきた！」
『ゴメン、でも、ちゃんと取り戻せたから』
日「これからコンテストもあるんだよー？遅いし心配して探しに行こーとしてたんだよー？」
リ「…ホント、ゴメンね。心配かけて」
日「探しに行こうとしたら、友希那ちゃんに止められたんだ。Aくん、やっと捕まえたんだ？」
『日菜、』
挑戦的な瞳で笑う日菜に告げる
『＿僕の負けだ。日菜、君の勝ちだよ』
日「…気づいてたのー？」
『ついさっきな。情報を売ったの、日菜なんだろ？』
日「そーだよ。焦れったいからさぁ、荒業でやっちゃった☆」
『…ったく。こっちはマジで怖かったんだぞ。まぁ＿＿』
日「？」
『＿もう譲らないからな。誰にも触れさせない、日菜には勝たせないから』
日「…言ったねー！じゃあ、あたしも全力でやるからね！」
『いやいや、もう嫌がらせの域だからな！？』
目を輝かせる日菜と同時に、リサの方へ振り返る
リサはこちらを見ていないけれど、僅かに頬を綻ばせていた
『…日菜、ありがとな』
日「…どーいたしまして！」
ギュッと握った拳をコツン、と合わせる
日菜が僕を心配してくれていたのは、分かっていたから
器用じゃない日菜なりのやり方だっただけ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
炙りチャーハン(プロフ) - 桜酒さん» 分かります！妹の方が身長高いので寄りかかりやすいんでしょうね！ (2018年9月24日 15時) (
レス) id: e5e5849b9f (このIDを非表示/違反報告)
炙りチャーハン(プロフ) - 春さん» そうでしょうか？顔は似てるけど〜って設定いいなって思うんですけど…お気に召さずすみません… (2018年9月24日 15時) (レス) id: e5e5849b9f (このIDを非表示/違反報告)
桜酒 - 家の友希那さん、リラックスしてる・・・。いいっすねぇ〜 (2018年9月24日 15時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
春 - 二卵性なのに顔がそっくりっていう設定どうかしてる (2018年9月23日 22時) (レス) id: 5e09944bd4 (このIDを非表示/違反報告)
炙りチャーハン(プロフ) - なつ。さん» 返信が遅くなってすみません！面白いと言って頂けるのなら嬉しいです！頑張ります！ (2018年9月17日 8時) (レス) id: e5e5849b9f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：炙りチャーハン | 作成日時：2018年9月4日 7時
