7話 ページ8
明希那side
「離してください…！」
女の子は抵抗する
男が腕を掴む
『はいはーい。そこまでねー。何やってるわけ？』
「は？誰だお前」
『僕が誰とかどーでも良くない？ほら、今のうちに逃げちゃって』
リサに手を引かれ、2人は路地を出る
ていうか、この町で僕のこと知らない人いたんだ
ポケットに手を突っ込んだまま、左右から殴りかかってくる2人の男を交互に見る
もう少しで当たるというところで軽く後ろにズレる
セルフでお互いの攻撃を食らった男達を同時に目の前に蹴り飛ばす
ボス格の男の方へ飛んでいき、バランスを崩した
『よくもまあ花咲川でこういう事出来るよな〜。聞いたことある？僕のこと』
「ま、まさか…」
「何か知ってんのか！？」
「"花咲川の不良王子"、湊明希那！？」
「はあ！？こいつがあの不良王子かよ！？女じゃねぇか！」
『いいリアクションだな？でも残念、気づくの遅せぇよ』
あとはもうもう１回まとめて蹴るだけ
『まったく。女に手ェ出してカッコつけてるつもり？そーゆーの他所でやれっつの』
リ「A、喧嘩はダメって何回言ったら…！」
『喧嘩に入んねぇよ。やんなきゃその子が傷ついたかもしれないってのに放っておける？気づいたのは僕だけなんだぞ』
「あの、本当に助けて頂いてありがとうございます！」
『気にしないで、好きでやったことだし』
そう言い歩き出す
慌てて追ってくるリサと共に、今度はちゃんとショッピングモールへ向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
炙りチャーハン(プロフ) - 桜酒さん» 分かります！妹の方が身長高いので寄りかかりやすいんでしょうね！ (2018年9月24日 15時) (
レス) id: e5e5849b9f (このIDを非表示/違反報告)
炙りチャーハン(プロフ) - 春さん» そうでしょうか？顔は似てるけど〜って設定いいなって思うんですけど…お気に召さずすみません… (2018年9月24日 15時) (レス) id: e5e5849b9f (このIDを非表示/違反報告)
桜酒 - 家の友希那さん、リラックスしてる・・・。いいっすねぇ〜 (2018年9月24日 15時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
春 - 二卵性なのに顔がそっくりっていう設定どうかしてる (2018年9月23日 22時) (レス) id: 5e09944bd4 (このIDを非表示/違反報告)
炙りチャーハン(プロフ) - なつ。さん» 返信が遅くなってすみません！面白いと言って頂けるのなら嬉しいです！頑張ります！ (2018年9月17日 8時) (レス) id: e5e5849b9f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：炙りチャーハン | 作成日時：2018年9月4日 7時
