クリスマス,6 ページ32
千秋side
『独占欲、働いちゃった?』
千「……悪い?」
『ううん、可愛いなぁと思って』
顔を赤くし、僕の胸に顔を埋める千聖
それ以上は言うな、ギュッと握られた腕に少し力が加えられた
『意地悪してごめんね。ほら、おいで』
千「……子供扱いしないで」
言いつつ広げた腕の中に収まる千聖
相変わらず機嫌が悪いようだ
『ごめんね千聖。どうしたら機嫌直してくれる?』
千「……やだ」
『?』
千「…独り占めしてくれないと…、いやだ」
『!』
熱を帯びた瞳で告げられ、揺らぐ
そっか、今日はやっと千聖を独り占め出来るんだ
我慢しなくてもいいの?
『…閉じ込めてしまっても、いいの?』
千「そう、言ってるじゃない」
どうしよう、余裕ない
『…優しく出来なかったら、ごめん』
千「……だいじょうぶ」
クリスマス、恋人達の聖夜
僕達も、2人だけの時間を甘く過ごしたのだった
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炙りチャーハン(プロフ) - トマト校長さん» そう言って頂けて本当に嬉しいです!これから少し番外編を予定していますのでこれからもよろしくお願いします! (2018年8月22日 9時) (レス) id: e5e5849b9f (このIDを非表示/違反報告)
トマト校長 - 最後むちゃくちゃ良かったです。本当にありがとうございました!(^∀^) (2018年8月21日 19時) (レス) id: 78c308c6c1 (このIDを非表示/違反報告)
炙りチャーハン(プロフ) - トマト校長さん» いえいえ、これからも頑張りますので、どうかよろしくお願いします! (2018年7月31日 6時) (レス) id: e5e5849b9f (このIDを非表示/違反報告)
トマト校長 - 千聖ちゃんの小説がみれて感動しました。ありがとうございます!! (2018年7月30日 19時) (レス) id: 78c308c6c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:炙りチャーハン | 作成日時:2018年7月30日 8時