夜�� ページ17
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「ヒョン…？」
頭をぐりぐりとなすりつけるのをやめて、僕の胸に顔を押し付けたまま話しかけて来た
LY「なぁに？」
「ヒョンはずっといるよね……？」
「うん。居るよ。10人……いや13人みんなずっとEXOだよ。」
Aのずっといるよね？という言葉はEXOのメンバーでいるよね、脱退しないよねという意味だろう。
AはMのメンバーな事もあり、あの3人と仲が良かった。
特にクリスと。
そつ考えていると、ふと僕が交わした約束を思い出した。
あの時期、ベッキョンと同じくらいサセン被害が酷くて辛い時期に仲間がどんどん居なくなる。
1人1人居なくなるたびに傷つくAを見るのはとても辛かったし僕自身も辛かった。
Aはその後狂うように働き、寝れる時間も寝れず、寝ても深く寝れずに深いクマを作っていた。
そしてある時、Aは倒れ、病院に運ばれ、3日目を覚まさなかった。
過労と睡眠不足。もう少ししたら睡眠障害になっていたかもしれない。
Aはもともと少し頼るのが苦手な所があった。
スホは自分を責め、マンネ達はAを心配してボロボロ泣き、ビーグルドはAにつきっきりだった。
そして、この状況をどうにかできるのは僕がある約束をする事だと思った。
「EXOを僕は絶対に抜けない。」
僕が死んでも、いや、地球が滅んでも決して抜けることはない。そう約束した。
破る事があったら殺してもいいと。
その固い約束でまたEXOは立ち直った。
そんな思い出を心の奥にしまい、Aに話しかけた
「明日、僕もオフなんだ〜。だから前みたいに2人でゆっくりしよう？」
「うん！！！！」
顔をあげて満面の笑み。(罪なほどかわいい)
「じゃあ明日に備えてもう寝ようね？おやすみ〜」
そう言っておでこにチュッとキスしてから眠りについた。
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「イシンヒョンありがとう……」
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作者名：Mince_ice | 作成日時：2019年12月17日 0時
