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『ねぇマイキー、』ボソッ
「ん？」
『もしも記憶が戻っても一緒に居てくれる？』
起きたばかりの少しぼーっとした頭で気づいたらそうこぼしていた。
マイキーはスっと立ち上がり、ベッドの隣に来ると、両手で私の頬っぺを優しく持ち上げた。
「A、」『な、に…』視線を合わせると、
ﾁｭ…と前髪の上からおでこにキスをしてきた。
『は…ぇ、っえ!!!?
なななな何!?』
「わあ、カオ真っ赤。ふはっ、これが答えだよ。」
へ？マイキー笑ってるけど、コレが答え？
ワタシなに聞いたっけ!?
「その間抜け顔ヤメロ。」そう言いながらデコピンしてくる。
『あ痛！！』
「あと、今度大事な集会開く予定でさ、遅れたら許さないから。…わかった？」
『は、はいい！！…』
マイキーは「あとでエマが迎えに来るから気を付けて帰って来いよ」と、手をヒラヒラさせながら病院の部屋から出て行った。
今日中に退院できるらしい。
デコピンされた部分を抑えると、つい思い出してしまう。
キス、だよね？おデコだけど…
うわあああああああああぁぁぁ…！
うう…安心させるためにしたんだろうけど、ちょっと恥ずかしい___
________
今日はエマと学校帰りにクレープ屋さんに向かっている。
エマ「〜それでドラケンとさ、8月3日のお祭り行きたいんだけど誘ったらいいよって言ってくれるかなあ。」
『ゼッタイ誘いな!?
そんな心配要らないっしょ！！
てかお祭りかあ、なんだかんだ毎年行ってるよね、武蔵祭り。』
エマ「りょ〜かい!!なんか勇気でてきた、誘ってみる！
Aは誰か誘う人居ないの〜？」
『悲しいことに居ないな。強いていうならマイキーも暇してたら誘ってみようかな。あ、あと場地とか三ツ谷も。』
ﾌﾞｰﾌﾞｰ
制服のスカートのポケットで携帯がなり、確認してみるとメールが1件届いたみたいだ。
『ゲッ、』
マイキーからだ。
“今日の集会遅れんなよ”
かんっぺきに忘れてた！！
エマ「Aどしたの〜？」
『ごめん、エマっ！
今日集会あるみたいで…あと今日発売の漫画絶対買いたいから…今度ぜったいぜったい穴埋めするからクレープ屋さん今度でもいい……？』
エマ「え〜！まあいつでも行けるし今度でいいよ。」
『うぅ…私の妹天使…ありがとう…
じゃあまた後で！』
エマ「あ、ウチもその集会行くよ〜…って行っちゃった。」
…___
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ぴよ子(プロフ) - 夜月さん» ありがとうございます！とても嬉しい限りです泣最近多忙でなかなか更新出来ず…明日の午後あたり更新しようと思ってます★ (2021年8月25日 10時) (
レス) id: 1392131857 (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - ぴよ子さんの小説大好きです!これからも頑張ってください!応援してます！ (2021年8月25日 8時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ子(プロフ) - 雷亜さん» ありがとうございます！読んで頂けて本当に嬉しいです泣まだまだ遠いですが完結まで頑張りたいと思います！ (2021年8月14日 11時) (レス) id: 1392131857 (このIDを非表示/違反報告)
雷亜(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも頑張って下さい！ (2021年8月14日 8時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよ子 | 作成日時：2021年8月13日 21時
