暗闇 赤と黄 ページ40
side.赤
「ねぇ、知ってる剛くん？
星わね、
暗闇が無かったら輝けないんだよ」
ぷつん。
涙がとまらない。
「暗闇が無かったら朝が来たかも分からない。みんな働きぱなしだよ。そんなの疲れちゃう。この世界は暗闇があるからこそ朝日っていう綺麗なものがあって、暗闇があるから輝いてみえるんだよ。」
そうだ、こんな答えが欲しかったんだ。
そんなことないよ。否定じゃなくて、
肯定して欲しかったのかもしれない。
それでも君は必要なんだよって言われたかったのかもしれない。
「まぁ、今のは独り言やし気にしやんといて」
と言う岡田を見ると、耳が真っ赤っかだった。
「それにしてもなんでこんなに耳が赤いんだ？」
といじってやったら、
ドアが開いた。
そこには大好きな他のメンバーさんが。
「おはよ」
って笑顔で言うと、
向こうも久しぶりに見た満面の笑みで返事してきた。
やっぱりすごいな。
今の笑顔だけで俺が元に戻ったって分かるなんて。
伝わったかな俺はもう大丈夫だよ。って。
「ごぉー！」
「ごぉー！」
と抱きついてくる井ノ原くんと健。
「まじくんなって」
と言いながら抵抗はしない。
それを見守る夫婦に、
隣で邪魔されながら本を読む末っ子。
普段の楽屋に戻ったのでした。
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時雨(プロフ) - はやりんさん» はい！ (2016年6月11日 20時) (
レス) id: bfb3a93342 (このIDを非表示/違反報告)
はやりん(プロフ) - 時雨さん» お願いしても大丈夫でしょうか…？ (2016年6月11日 16時) (レス) id: 9e5088b286 (このIDを非表示/違反報告)
優ちゃん(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく拝見しております。これからも自分のペースでゆっくり更新頑張ってくださいね！応援してます。 (2016年6月8日 22時) (レス) id: 4074ba77e8 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - はやりんさん» 大丈夫ですよ！ (2016年6月7日 22時) (レス) id: bfb3a93342 (このIDを非表示/違反報告)
はやりん(プロフ) - リクエストって受け付けてますか？ (2016年6月5日 21時) (レス) id: 768bbbe0b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作者ホームページ：http://shion.MMO
作成日時：2015年8月13日 20時
