とあるブラック本丸には子供がいる。【刀剣乱舞】 (ページ10)

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９、ページ10

本丸の中へ入ると、外よりも空気が重かった。

『…っ』

ちょっと、苦しいかも。

…来る！

清光「…あるじ…？」

『…清光、…刀、貸してくれるかな？』

清光「え…？いいけど、」

『ありがとうっ』

私は急いで後ろに向けた。

すると、カキンッ、と刀がぶつかり合った。

私は普段から、おじいちゃ…((

間違えた。三日月に稽古をつけてもらってるから、まぁまぁ戦える。

大倶利伽羅「…っ、…人間は、…殺す」

大倶利伽羅…っ！！！

『もう、さ、いい加減に、…してよ、ねっ！！！！』

私は容赦なく、男性の急所を蹴った。

清光「主！？そっれは、痛いよ！！！」

大倶利伽羅「…っ」

あ、うずくまってる。

『…なんか、ごめん…』

油断しているところを、清光がまた手刀で眠らせていた。

清光、結構力あるんだね！

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そのあと、みんなを広間に集めて全てを話した。

燭台切「うわぁ…、主あそこを蹴ったの…？」

歌仙「まったく、雅じゃないね…、」

燭台切「そんな子に育てた覚えはないよ…、むしろ伽羅ちゃんが可哀想…」

『…だってぇ…』

…危機一髪だったんだもん。

清光「俺は主のこと、もっともっと好きになったけどね。男前な主も、いつもの口悪い主も、優しい主も、素直な主も、全部愛してるよっ♡」

『清光ぅ…、やっぱり初期刀ファイブは違うなぁ…！！』

私も愛してるよ！！！！(チョロ)

歌仙「…僕も一応そうなんだけどね。」

『…なぁに？かせん、嫉妬？』

歌仙「なっ！！…嫉妬、なわけ、…ないじゃないか…」

…か、かわいい、…

堀川「…それで、主さん。どうするの？」

『…どうしよっかなぁ…』

堀川「僕は引き取ってもいいと思うんですけど…」

『…そう…だね…』

鶴丸「…俺は、主に手を出すっつーなら伽羅坊でも容赦しないぜ？」

『…うーーーーん…』

それは、遠回しに拒否してるの？

…わっかんないなぁ…

燭台切「とりあえず、制服から着替えたらいいんじゃないかな。主」

『あっ』

忘れてた。

…一歩間違えてたら、血がべったりつくとこだったよ…