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３６、 ページ37
『…っ、っはぁ、…は、』
…よくよく考えたら可笑しいよ。
政府のおじさん達はどうして助けに来てくれなかったの。
こんのすけが伝えてくれたはずなのに、
この、
異常事態を。
まさか、政府が私を…？
あり得なくはない。
『…っは、…っ、』
清光「…あるじっ、大丈夫、おれ、おぶろうか、」
『い、いい、だいじょ、うぶ、』
燭台切「…主、」
『わ、』
みっちゃんが私を背負った。
燭台切「…甘えてよ」
『…うん…』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
清光「…あーるじ、だいじょうぶ？」
『…きよみつ…』
…それなりに遠くまで来たはず。
…田代さん、呼ぼう…、
“「Aたん！！大丈夫？無事！？今、Aたんの本丸、
火事になってるよ！！！」”
『…う、そ、』
清光「！？火事、！？」
燭台切「…なんで…」
“「…っ、…Aたんが、無事で、…よかった…」”
『…な、は、』
“「え、」”
『み、んなは、』
“「…っごめん、分からないんだ。まだ、」”
唐突に思い出した。
ーーーー菊華本丸は、燃えたーーー
『…う、そ。』
…ああ、
あ、ぁ、
『いや、…っ、もどら、なきゃ、』
だめ、いま、
わたしが、
…わたし、が、…
燭台切「戻ろう。」
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作者名：こゆんちゃん
| 作成日時：2021年11月24日 9時
