３、 ページ4
安定sideーーー
『…じゃあさ、約束してよ。わたしはみんなからはなれないかわりに、
みんなも、わたしとずっと一緒にいてね！』
安定「あるじ、…」
可愛すぎるよ…、
もう…、
清光「…っう、うぅっ、主ぃ、いい子に育ったねぇ、」
『もー、清光。なきすぎ…』
清光「主、俺のこと、ずっと愛してくれる？」
えっ、
『…うんっ、ずっと、…ずーっと！』
安定「清光ずるい！僕も！！」
乱「えーっ、じゃあボクも！」
すると、さっきから黙々とご飯を食べていた宗三が口を開いた。
宗三「…それよりも、早く行かないと遅れるんじゃないですか？」
現在、八時００分
『…っあ“ーーー！！！！』
清光「待って主！！せめてピンか、カチューシャ…！！あ、バレッタでもいいよ！！」
『むりだよ！そんな時間ないっ』
燭台切「お皿、僕が下げておくから主は早く行っておいで」
『えっ、ありがとう！みっちゃん！』
にっかり「ああ、主。…今日も、いたら無視だよ」
『わかってる！』
…居たら、っていうのは、
まぁ、俗に言う…幽霊ってやつかな。
昼間にも出るらしい。
まぁ、僕は見えないんだけど。
…神の加護を授かった目。
そっちの方だと何かが見えるらしい。
三日月「これ、…よし。行ってこい」
『ん！ありがとう！』
あぁ、それで今のは、その翠色の目は目立つから、目立たないように三日月さんが黒色に変えたってところかな。
『じゃあ、いってきまぁーす！』
安定「いってらっしゃい。転ばないようにねー」
『…あー、がんばる！』
そして、玄関のドアがぴしゃりと閉じた
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作者名：こゆんちゃん
| 作成日時：2021年11月24日 9時
