とあるブラック本丸には子供がいる。【刀剣乱舞】 (ページ18)

今日:25 hit、昨日:9 hit、合計:73,132 hit

１７、ページ18

鶴丸「…殺そう。」

『つる、ちょっと、！！』

私が強く呼びかけると、鶴丸は止まった。

鶴丸「…っ、！

…すまん…、…主…」

『…ごめん、…私、たよりなくて、』

数珠丸「そんなことは！！」

『…あるよ…、』

…くやしい、

…私が、

いや、今のこの本丸の審神者が、…私じゃなくて、

もっと、

大人で、優しくて、頭が良くて、…

そんな人だったら、

同田貫「…おい。変なこと考えるなよ」

堀川「そうですよ。主さん、…僕達は主さんが来てくれて、嬉しいです。楽しいです。」

『…だってぇ、

わたし、あたまよくないし、…たたかいとか、わかんないし、…っ、やさしく、ないしぃ…っ』

小狐丸「…主様、…

…いくら主様でも、私の主様をバカにすることは許しませんよ」

…こぎつね、まる、

『…っ、じゃぁ、ど、したら、…いいの、

あたし、

…っ、』

すると、

一期が私の頭を撫でた。

ふわり、ふわり、

なで、なで、

まるで、本当に愛おしいものを触っているようで、

『…いち、』

一期一振「…

A、…いい子」

…あったかい。

『……』

…でも、突然すぎて涙が引っこ抜いた。

『…っふ、ふふ、ふふふ、

一期が、私のこと、…っふ、A、って、』

歌仙「？何がそんなにおかしいんだい？」

『…っんふ、ふはっ、』

なんでだろ、

面白い。