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だいぶ大きめのブカブカパーカーに、中はシンプルな白の半袖、そして、短パン。
そして、緩い三つ編み。
これが私の部屋着。
私は別にポニーテールとか、お団子とかでよかったんだけど、
せめて髪型だけでも、って清光が。
『っんー！！！かいほーかん！！』
鶴丸「……っ、主、俺の前で着替えるのはやめろとあれほど…」
『？鶴丸、どうせ向こう向くしいいでしょ？』
鶴丸「いや、まぁ、…そう、だな」
『…大倶利伽羅、…ってかっこいいね』
鶴丸「えっ」
『なんか、男！って感じがする』
ウチにはロイヤルな感じの子ばっかりだからなぁ…、
鶴丸「…お、れだって、筋肉、くらい…」
『そんなにガリガリなのに？』
鶴丸「うっ」
…はは。
『…じゃあ、私田代さんに電話してくる』
鶴丸「ああ、」
田代さんっていうのは、私の本丸担当の男の人。
すごく優しいよ。
『みっちゃーん。スマホ貸して？』
燭台切「えぇ、電話ならあるでしょ？」
『だってー、スマホの方が楽なんだもん…』
燭台切「うーん」
『…お願い、みっちゃん♡』
◀ A ノ ウワメヅカイ
燭台切「っぐは、かは、い、いいよ…！！」
◀ ショクダイキリミツタダ 二 コウカハバツグンダ！！！！
『わぁい、ありがとう！』
ふっ、ちょろいぜ！
そうして私は廊下に出て、田代さんに電話をかけた。
“「はぁいっ！！！元気？Aたん」”
『はは、…Aたんって言うのやめてよ…』
“「いや、だって、可愛いんだもん」”
『はいはい、ありがとう。それでね、話があるんだけど…』
“「おっ、なになに？」”
『うちの玄関前に、多分ブラック本丸産の大倶利伽羅さんが置いてあったんだけど…』
田代さんは、急に真面目な声を出した。
“「…へぇ？」”
『うん。一応、私も斬られるとこだったんだぁ、…どうしよう』
“「引き取ってもいいんじゃないかな」”
『えっ』
“「万が一、何かがあるとしても大倶利伽羅…、うん。大倶利伽羅なら、大丈夫だし、清光君達も命を張って君を守ってくれるよ」”
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作者名：こゆんちゃん
| 作成日時：2021年11月24日 9時
