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Asideーーー。
私の膝の上でスヤスヤと気持ちよさそうに眠るアラスター。
…楽しそう。どんな夢を見てるんだろう。
「…今なら触ってもいいんじゃない？
チャーリー」
「ホント！？
ずっとこの耳触ってみたかったの…！」
分かる！！
もふもふの耳可愛いよね。
自然と手が吸い寄せられる。
「さっきアラスターにチャーリーの夢とか色々教えてもらったよ。
このホテルも、沢山の理由があって出来たんだね」
良い意味で地獄らしくない。
「…や、…やっぱり変かしら？
すごく難しいことだっていうのは自分でも分かってるの。
…でも、私は地獄へ落ちた後でも人は変えられるって信じてるわ！
それに………！」
楽しそうに自分の夢を語るチャーリーを見て、私は少し恥ずかしくなった。
私の今までの人生、苦しいことや辛いことが多かった。
でも、一切楽しいことがなかった訳じゃない。
結局逃げたのは自分。
…でも、
自分の夢を貫くことの楽しさを知ってみたい。
…お父さんに操作される人生じゃなくて、自分で自分のために生きてみたい。
「そういえば、Aは趣味とかないの？」
ヴァギーが不思議そうに聞いてきた。
「…う〜ん…、……強いて言うなら…………、…ピアノとか？」
「へえ。良いね」
一人暮らしを始めてからは全く弾く機会がなかったけど、子供の時は先生の弾くピアノの音色が好きで私もよく練習していた。
大人になってからも、実家に帰ったらとりあえずピアノ弾いてたし。
「まぁ！ピアノが弾けるの？」
「うん。ちょっとね」
「弾いて欲しいわ！
…あっ！明日ホテルにピアノを持ってくるから良かったらいっぱい弾いて！」
…ん？
「いやいや、あの、そんな…」
「どんな曲が得意なの？」
「…、……ヴェートーベン…とか…？」
キラキラな目をしたチャーリーを止めることは誰も出来ないことに気づいた。
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こゆんちゃん(プロフ) - 昆布茶の魔法さん» 勿論原作のアラスターも好きなのですが可愛いアラスターも見てみたかったので書いてみました…。斬新さを楽しんでいただければ幸いです！🥰 (3月7日 21時) (
レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
昆布茶の魔法 - なんかこう…今まで怒ると怖いぞ〜みたいなアラスターしかみてなかったから、斬新…。 (3月7日 21時) (レス) @page11 id: 18399f014e (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - 付和雷同さん» ありがとうございます🥺甘々なアラスターが書きたかったので嬉しいです〜！更新頑張ります！🥰 (3月5日 23時) (レス) @page13 id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
付和雷同(プロフ) - え、あの好きです（語彙力消滅）これからも無理しない程度に頑張って下さい！ (3月5日 19時) (レス) id: 15566df1e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆんちゃん
| 作成日時：2024年3月4日 21時
