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「ここの部屋よ！」
おお、本当に暗い。
机の電気をつけたらいい感じ。
ベッドも大きいし、部屋も広いし…、
「…ここにする。
チャーリー、案内してくれてありがとう」
「いいの！
それじゃあ今日はとりあえずゆっくり休んで！
自由にくつろいでね〜！」
パタン、と扉を閉めてチャーリーはラウンジの方へ戻っていった。
…さて。
アラスターと二人きりだ。
「アラスター、
こっちおいで。…聞きたいことがあるの」
なるべく怖がらせないように、優しく問いかける。
「アラスター。
…あの後、会社の先輩が事故で亡くなったの。
それって、貴方が仕組んだ？」
アラスターはにぃ、とさらに口角を上げた。
『そうだと言ったら、どうする？
私から離れていく？それとも…』
「大丈夫だよ。アラスター。
……そんなに心配しなくても、私は離れないし、死なないし、壊れない。
アラスターも私のためにやってくれたんだもんね。
…あの後、私に何か言われるのが怖かった？
だから、家に帰ってこれなかったんだよね」
確かに、アレで命を無くしてしまった先輩はすごく可哀想だけど、
アラスターの怒りに触れたのならしょうがない。
「大丈夫よ。
怒らないし、離さないから。
こっちおいで」
ぽんぽん、とベッドを叩く。
アラスターはストン、と呆気なく座った。
「いっぱいお話し聞かせて！
アラスター」
「HAHA！
…やはりあなたが俺の飼い主に相応しい！！
ずっと会えるのを心待ちにしていたよ！！
My darling？」
「ふふ、もう一回躾直してあげる。
アラスター。
…あ、でもねアラスター。
勘違いしちゃダメよ。
私、怒るときは怒るからね。
アラスターのこと、普通に嫌いになるときもあるからね」
アラスターの顔が固まった。
…耳だけ垂れてくの面白い。
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こゆんちゃん(プロフ) - 昆布茶の魔法さん» 勿論原作のアラスターも好きなのですが可愛いアラスターも見てみたかったので書いてみました…。斬新さを楽しんでいただければ幸いです！🥰 (3月7日 21時) (
レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
昆布茶の魔法 - なんかこう…今まで怒ると怖いぞ〜みたいなアラスターしかみてなかったから、斬新…。 (3月7日 21時) (レス) @page11 id: 18399f014e (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - 付和雷同さん» ありがとうございます🥺甘々なアラスターが書きたかったので嬉しいです〜！更新頑張ります！🥰 (3月5日 23時) (レス) @page13 id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
付和雷同(プロフ) - え、あの好きです（語彙力消滅）これからも無理しない程度に頑張って下さい！ (3月5日 19時) (レス) id: 15566df1e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆんちゃん
| 作成日時：2024年3月4日 21時
