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太宰君と、6 ページ7

Asideーーー。


太宰君がお風呂に入っている今、私にはやらなくてはならない事がある。

それは、

「…キスの予行練習…!!」


そろそろ太宰君ともき……キス、をしても、良いのではないだろうか。


「…えぇと、……まずはこんにゃくかな?」

事前にいくつか調べていた。

こんにゃく、指二本、二の腕にキスした時と、唇にキスをした時の感触が似ているらしい。


「…」

なんかこんにゃくにキスするの緊張するな…

恐る恐る唇を近づけて、そっとキスをした。


「…、…うーん……」

分からない。


次は指二本。

…おぉ、


「…さっきよりは、近づいた……かも」

人肌だからかな。


最後に、二の腕…。


…あんまりうまくできない。

届かない!


いや、正確には二の腕には届くんだけど、プニプニしたところには…






「…Aさん…、…何してるの?」

「ひゃっ…、」

み、耳元と首に、太宰君の髪の毛が当たってこちょばしい、



「…治くん…、あ、上がったんだね…、」

「…Aさん」

急いで太宰君と距離をとるように立った。

「これは、えーと、…


そう!!明日の朝ごはん何にしようかなぁって!!」


「…ふぅん、先輩は朝ごはんを決めるのにこんにゃくをわざわざ冷蔵庫から出して自分の腕とキスするんだ…」

あ、もうこれダメだ。バレてら…

観念した私はそっと太宰君の近くへ寄った。



「…、…た…たまには、……すなおになろうと、おも…って、…わたしから、……しかけてみても、いいかな…って……



…さいきん、だざいくんも…なんか、…よそよそしいっていうか、…」


「…それでキスの練習を?」


「…うん、そう……ってなんでキスってばれて…!!!」


太宰君はにんまりと笑って、


私の体を引き寄せた。


「…Aさんは、私とキスがしたいんですか?」

いまにでも触れてしまいそうなくらいに近くて、熱かった。

「…、…だざいくんは」


「…そんなの、したいに決まってる。



先輩と、キスがしたい」



太宰君の手が、私の頬に触れた。


恥ずかしくて、嬉しくて、…泣きそうで、…熱い。



「…、…目つぶって」

「……」





かくして、



私は無事に太宰君とキスをする事が出来たのである。


…本当はもうちょっと太宰君が焦ると思ってたし、

…慣れているような君に妬いたのは秘密。




「…やっぱり先輩かわいい…♡」

「…だざいくん、…好きだよ」

「…知ってます♡」

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こゆんちゃん(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます〜!!私もヤンデレ大好物です💕!! (7月8日 1時) (レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - 奏さん» 返信遅くてすみません!自分のペースでちょくちょく更新していきます〜!!応援ありがとうございます!! (7月8日 1時) (レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
おもち - ぎゃやあああ!好き! (7月7日 21時) (レス) @page8 id: f1d0ee1b34 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コメント失礼します!ヤンデレ美味しi(( 学校や更新やらなんやらかんやらで大変だと思いますけど、自分なりのペースで頑張ってください!更新と、学校頑張ってください! (6月11日 22時) (レス) @page8 id: 89231dfe0c (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - しるくはっとさん» わぁぁぁコメント返信遅れてすみません…!!😭嬉しいです!更新頑張ります!! (6月4日 15時) (レス) @page7 id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こゆんちゃん | 作成日時:2023年5月5日 14時

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