８１、精一杯の水を浴びて ページ44
「ちょっと待ってよ、まだ話の途中じゃん」
男がフェルミエの細い腕を思い切り掴んだ。
「ッ痛！？」
「何するんですか、エペルの腕を離してください！」
ユウのほうにチラリと視線を向けると、ユウは呆れた顔で僕の腕を離した。
「…ユウ、少しだけだから心配するな」
「…はあ…、…少しだけですよ」
はーい。
「…さ、その手を離してもらおうか」
「Aサン…！」
「あれっ、君たち女の子？
ナイトレイブンって男子校じゃなかったっけ」
「……、…あ？」
…男、お前フェルミエの地雷を踏んでしまったな。
あー…たしかこういう時なんて言うんだったか…
「うわ、ホントだ！すげえ可愛い。
いつ共学になったの？」
「…っアンタたち、いい加減にしてくれないか！？
僕たちは…」
「…スペード、大丈夫だ。フェルミエなら、もう自分の最大の武器をわかっているから」
さあ行け、フェルミエ！
その才能を開花させるんだ！
「…い、
……痛い、ですっ。
うで…、離してください…っ！」
そう。
今のフェルミエを言葉で言い表すのなら…、
ユリの国のお姫様。
まるで蕾が、花開くかのよう愛らしさ。
ほら見ろ。
その愛らしさに男どももイチコロだ！
「さすが僕の後輩だ！」
「…エペル…」
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こゆんちゃん(プロフ) - さにかんさん» 質問返しのところは私がやりたくてやったところなのでカットして大丈夫ですよ〜！許可取ってくださってありがとうございます！💕 (5月24日 23時) (
レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます…！！私こそ、誰かを元気付けることのできる言葉をかけてくださるあなた様にとても尊敬します…！頑張ります！ (5月24日 23時) (レス) @page33 id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
さにかん(プロフ) - 質問返しはカットしてもいいですか? (5月24日 21時) (レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - よく頑張りましたね｡私も依然､鬱を患っていました｡とても苦しかったでしょう､でも貴方は自力で治し周りにもちゃんと頼る事ができる凄くお強い方です｡尊敬します､更新してくださりありがとうございます､小説が負担にならない程度に書いていただけると幸いです｡ (2023年4月9日 1時) (レス) @page32 id: 0189b869b2 (このIDを非表示/違反報告)
さにかん(プロフ) - 体調良くなって良かったデス… (2023年4月6日 23時) (レス) @page33 id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆんちゃん
| 作成日時：2022年12月20日 22時
