１、不愉快なワケ ページ1
容姿端麗、優等生、テストではいつもほぼ満点。
そしてなにより先生からの期待も厚い。
それがこの僕、A・リズリー。
そんな僕が何故今人に媚び、監督生を潰そうと考えているのか…きっかけを話そう。
あれはリドルがオーバーブロットしてしまった後…、その後に受けたテストの順位が表示されるとき。
「…は？」
僕は驚いたさ。
監督生と関わった僕の友人、全て成績が大幅に下がっていた。
「…リドル…！！勉学に励むのではなかったのか！！」
「…僕は無理しないで、ほどほどにやって行くことにしたんだ」
「…は…？」
我ながら、傷ついた。
リドルは僕に合わせて今まで無理をしていたのかと、そう思っても仕方のない言いようだったから。
「…監督生のせいか」
「せい、ではないよ。おかげなんだ。自分の心に耳を傾けて見るのもいいと思ってね」
「…嗚呼、そうか…ッ。精々その女狐とままごとをすると良い！いつまでもな！！」
「A！！」
そう聞くと納得が言った。
…ああイライラする。
これも全部監督生のせいだ。
なにもかも、あの女のせい。
「そうして、
僕は復讐を誓ったのだよ。分かる？」
「いいえ、全く分からないわ。と言うよりもどうしてAが寮長会議に居座っているのかが分からないわ」
リドルを見ると、リドルは顔を真っ赤にさせて怒っていた。
「彼女を悪く言うな…！！」
「別に、友達でも何でもないお前の友達を悪く言ってもバチは当たらん。
…」
「…」
…気分が悪い。
「ヴィル、僕はもう帰る」
「あら珍しい」
「ひっじょうに、不愉快だから！！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 478人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こゆんちゃん(プロフ) - さにかんさん» さっそく読ませていただきました〜！さにかん様の男主くんらしさも出ていて良かったです💕 (2023年2月2日 23時) (
レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
さにかん(プロフ) - 書きました！ (2023年2月2日 14時) (レス) @page5 id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - さにかんさん» 大丈夫です！確認取ってくださってありがとうございました💕楽しみにしています！ (2023年2月2日 12時) (レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
さにかん(プロフ) - OKです 主人公くんは僕が書いている主人公でもよろしいでしょうか？ (2023年2月2日 12時) (レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - さにかんさん» 私のユーザー名や、この作品のURLまたは名前を乗せていただくのであれば可能です🙆♀また、作成した際には少し報告をしてくださると嬉しいです。それでもよろしいでしょうか？ (2023年2月2日 11時) (レス) @page1 id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こゆんちゃん
| 作成日時：2022年11月7日 10時
