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Asideーーー。
私も、
何も調べないで来た訳ではなかった。
同じ、審神者としての教育を受けた者だからこそわかる、
アレは苦痛だ。
少し居た堪れなくなり、私は後輩を思いっきり抱きしめた。
「…っ、なに、よ、！！！やめて、はなし…っ…
て、…」
「…っ、…」
気づくと、私の目からは涙が溢れていた。
「…いままで、お辛かったでしょう、
…ごめんなさい、あなたに、つらい役目を背負わせて…」
彼女のマウントは、私と自分の解放のためだったのだと思う。
私と刀剣男士を会わせる事で、刀剣男士に少しはあったかもしれない情を少しずつ私に移し、
私が刀剣男士と会う事で、また審神者をやりたいと思うように仕向けたんだろう。
…どれだけ、寂しかったんだろう。
家族の顔はきっと写真でしか見たことがない。
助けを求めても、助けてくれる相手は誰もいない。
わからないことがあっても誰も教えてくれない。
…食事は出してくれていたとしても、大人数がいるなか、一人で食べる食事は相当不味かったと思う。
…でも、一番辛いのは…
「…辛かった、…ずっと、だれかに、たすけて、ほしかった
…でも…っ、…だれも、助けてくれなかったぁ…っ、
私がどれだけ言っても、無視しかしないっ、
…大広間にも、…私が行くと、…みんな睨んでくるの、
…私は、…どこへ行ったら良かったの…？」
…居場所がない事だ。
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クロノト(プロフ) - 主には幸せになって欲しい (2022年10月2日 13時) (
レス) id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
にー(プロフ) - いい話ですね☺️！ (2022年7月10日 8時) (レス) id: efc5a3bc70 (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - ちょこクレープさん» ありがとうございます😊読んでくださった上に、泣いてくださったなんて…。嬉しいです😆 (2022年7月7日 18時) (レス) @page27 id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
ちょこクレープ(プロフ) - この作品面白かったです！（感動して泣いた...) (2022年7月7日 16時) (レス) @page14 id: 4c69a0ba50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆんちゃん
| 作成日時：2022年6月24日 23時
