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加州清光sideーーーー。
歌仙から話は聞いた。
ある、…じなんてもう呼んじゃいけない。
「…」
あの人に失礼だ。
歌仙は、彼女はひどく怯えてたって言ってた。
…前から、今の主が通っている学校に“主がいた”とは聞いてた。
だから、俺は怖かったんだ。
今の主に好かれることでさえ、自分から拒んだ。
「…こんなんじゃ、愛されっこないよな…」
…でも、
でもさ、
…俺、やっぱりあの人じゃないとダメだった、
今の主は、見習いと同じ霊力で
心地いいあの人のものじゃない。
もう会えないってわかってる。
あの温もりには、触れることができない。
わかってるのに、
…期待しちゃうんだよ…
…お願い、
お願い、
「…迎えに来て…、あるじ、」
自然と俺の目から沢山の雫が落ちてきた。
…もう、この涙を掬ってくれるあの人には会えないんだ。
そんな俺に、影が重なった。
「…？」
不思議に思い、顔を上げた。
…嘘だろ、
「…清光、
みんなと一緒に帰ろう？」
「ぁ、…” 主 “…っ！！！」
…どうして、
どうして、
…俺を捨てないの…
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クロノト(プロフ) - 主には幸せになって欲しい (2022年10月2日 13時) (
レス) id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
にー(プロフ) - いい話ですね☺️！ (2022年7月10日 8時) (レス) id: efc5a3bc70 (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - ちょこクレープさん» ありがとうございます😊読んでくださった上に、泣いてくださったなんて…。嬉しいです😆 (2022年7月7日 18時) (レス) @page27 id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
ちょこクレープ(プロフ) - この作品面白かったです！（感動して泣いた...) (2022年7月7日 16時) (レス) @page14 id: 4c69a0ba50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆんちゃん
| 作成日時：2022年6月24日 23時
