僕の従者は変人狩人。【ツイステットワンダーランド】 (ページ11)

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「…、ご馳走様でした」

なかなかに美味しかった。

「ごち…？」

「挨拶だ。」

「…、ゴチソウサマデシタ…？」

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「さ、昼休憩の間…ソイには更衣室まで案内をしてほしい。」

「ああ、次は飛行術の授業だもんねぇ。いっしょにいこぉ」

「宜しく頼む」

…にしても、NRCの廊下は騒がしいな。

中庭を覗くと必ず誰かが喧嘩をしていて、治安も悪い。

「そういえばいい忘れてたんだけどぉ…、」

「何だ」

「ここ、女の子一人いるからねぇ」

…、

…女子が…！？

それに学園に女子一人なんて、すごく危ないだろう。

「…あ、噂をすればだねぇ。アレ、監督生だよぉ」

黒髪に、黒目…っておいぃ！！！

まて、まてまて！！！

なんだかこっちに向かって…！！！

「…うわぁぁぁぁ！！！！！そこの人！！！よけてくださぁぁぁぁぁ！！！！！！

…っ…」

「…、…っ、無事…か？」

…ふぅ、受け止められた。

「…は、はいっ」

「それは良かった。女人が怪我をしては、嫁の貰い手が見つからないからな。

…おい、そこの魔獣」

…魔力の気配的にも、原因はきっとコイツだろう。

「ふなっ！？」

「女人に怪我をさせるな。僕が受け止めきれなかったら今頃彼女の顔は真っ赤に染まっていた。

どう責任を取るつもりだったんだ？」

「…お、オレ様は悪くないんだゾ！！」

「…そもそも何故魔獣が此処に？」

「オレ様はここの生徒なんだゾ！！！」