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『嘘って、』
紫耀「何かあったん？
喧嘩とか？嫌がらせとか？」
ﾄﾞｷｯ
・
"嫌がらせ"
終わりだなって思ったんだ
『なにもない』
紫耀「じゃあなんで泣いてるん？」
・
紫耀「うそやろ？Aが菜実に嫌がらせとかせぇへんもんな」
『えっ？』
・
紫耀「だって、おかしいやん
俺らずーっと一緒に行動してきたやん？
菜実とAが二人っきりで、
とかあんまないし、
Aが1人でいるっていうのもないやん」
"だから絶対にそれは無いって思った"
そう言う紫耀に対して私は
ずっと
・
別れ を考えていた
信じることもしなかった
・
情けないな
ほんとに弱い私
『紫耀っ』
紫耀「なんであいつが嘘ついてんのか分からんけど、気にすんな、な？
・
・
強くならなきゃ
そう思った
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作者名：Ruis | 作成日時：2018年1月11日 0時
