変体 ページ4
主人公視点
カリム「悪いっ…!監督生……怪我は………!」
『こんなの日を浴びるよりは痛くないです、それよりもアレは……』
「………フフフフフフフフフフ、アハハハ!!!!」
『変体したらしいですよ、先輩達。』
楽しそうに笑っているジャミル先輩はいつもの胡散臭い笑みではない、心の底から笑っている、本能のままに抑え込んでいたモノを解き放っている。
アズール「虫用語が多いですね…っ!!!…く……」
ジャミル「俺は……オレは……………!!!自由に！！！」
と変身した姿は…もう3度もみた黒いオーラそして飛び散った液体を纏ったジャミル先輩の姿。
『アズール先輩、一旦私に指揮を任せてください………出来るだけ余力を残しつつカリム先輩を守ってください』
アズール「………わかりましたっ!!!」
オーバーブロット成り立て明らかに違うのはアズール先輩のオーバーブロットと違って継続的な魔法という事だ。アズール先輩のユニーク魔法は個々の個性を取る魔法だから、リドル先輩やレオナさんと同じタイプで魔力の減りが速いはず、
『逆にジャミル先輩のユニーク魔法は継続的な魔法だから一定の魔力と初っ端の魔力だけなら少しの猶予があるはずっ………!』
と思った瞬間に特大な炎の魔法が眼の前に見える、あ〜……
「監督生!!!!」
と大きな声が聞こえる、この声はカリム先輩だ。でも
『狙い通り』
バレない程度に防御術式を展開、5人と自分張っただけので余裕だ。その炎の魔法に飛ばされる間際に聞こえた楽しそうに笑うジャミル先輩の声は
「ドッカーン!!」
という声だけ響いた。
―――――
『った〜〜……賭けでしたけど、良かった……うまーく逃げれた。』
カリム「ジャミル……」
アズール「監督生さん、あの危機的状況で指揮を任せましたが、なぜこの様な選択に?」
フロイド「ペッ、砂だらけだ〜」
ジェイド「おやおや」
と言う状態だが、とりあえず。思った先にはカリム先輩の方向………そしてパチンという音が砂漠に響いた。
カリム「かん……とくせい？」
『ウジウジ、みっともない。友達が間違えたらそれを嘆くんじゃなくって正すのが友達というもんだよ。先輩、ほんとに蝶よ花よと育てられた人は……毒や暗殺者だけ危機感あっても………ね』
と両頬を掴むように叩いた。
カリム「…ジャミルの気持ち分からなかったオレにも……」
と責任なのかそれとも
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黄(プロフ) - 今年はありがとうありがとう！！5章の構成で悩んでいるので更新が止まっておりますが、来年もぼちぼち更新できたらいいなと思います。今回はライン風ないですが天丼も良くないなと思いコメントしております。来年もよろしくお願いいたします。黄 (12月31日 23時) (
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作者名：黄 | 作成日時：2023年5月11日 1時
