【番外編】こんにちは7 ページ19
静視点
静「カリムさっ!あのッ」
カリム「え?付き合ってるんだろ？2人って！！」
と何故かよくわからない解釈をカリムさんはしている、私達は付き合ってない……私が勝手に好意を出しているだけであって……しかも私は年齢的にも……
シルバー「カリム、俺たちはまだ付き合っていない、だが……」
と続けたシルバーさん、先程手紙を贈ってくれた方を睨み…
シルバー「静さんは女性だ、聞き耳を立てて申し訳ないが、ふざけて告白するなんて失礼じゃないのか…？」
とシルバーさんが言うと相手はギクッとした顔をする、なるほどシルバーさんが睨んだ理由はこれか。
静「…ふふっ、なら遠慮は無用ですね……？」
シルバー「あ」
カリム「どうしたんだ？シルバー」
シルバー「…見たら分かる」
とかちっと私の中で何かスイッチが付いた。
静「…あなたね、自分の気持ちを何だと思ってるんですか？」
シルバー「始まりましたね」
静「そもそも告白というのは相手に好意を向ける、大切な儀式なようなものです。ソレをふざけて、ノリで……なんて相手も貴方も失礼になります。」
とクドクドと話し始めた私はヒートアップし続けてしまって……
静「貴方の授業態度、同級生との交流、ちゃんとみてきたつもりですが、如何せん貴方は周りと合わせ過ぎています。優しい方……今回は許しますがちゃんと自分の気持ち……大切に、ね。」
「……ぁ、はいっ!」
といい返事をした、ちゃんと自分の気持ちを大切に出来るように願ってますよ。
シルバー「静さん、ちゃんと見てたんですね。」
静「何かこそこそしててこの手紙のことかな〜とは思ってましたがまさか周りのノリで……とは思わなかったです」
カリム「静って母ちゃんみたいだな！」
静「また、やってしまいましたよ……だからディアソムニアのお母さんなんて言われるんですよ私……」
とはぁと私がため息をついていると、シルバーが微笑み。
シルバー「それだけ、ディアソムニア寮の俺たちは静さんに頼っているんですよ、あの人も静さんに救われましたよ。」
静「なら……いいんですが…まくし立ててしまいました……」
とずーんと落ち込む私、励ましてくれるシルバー。そして
カリム「(本当に付き合ってないんだよな？この2人……)ジャミル〜助けてくれぇ……」
何故かジャミルさんに助けを求めているカリムさんが声を上げていた。
静「……なんでですか？」
シルバー「だ、な」
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黄(プロフ) - 今年はありがとうありがとう！！5章の構成で悩んでいるので更新が止まっておりますが、来年もぼちぼち更新できたらいいなと思います。今回はライン風ないですが天丼も良くないなと思いコメントしております。来年もよろしくお願いいたします。黄 (12月31日 23時) (
レス) id: 6637c37550 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黄 | 作成日時：2023年5月11日 1時
