エルネア王国 (ページ3)

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？「じゃあまずは餌を持っていますか？」

『はい！えと、ナンデモツレール？を持ってます』

　
？「じゃあ大丈夫です！それを釣竿に付けて投げ入れてください」

『はい！こうですか？』

？「あ、これはもうちょと..」

男性が私を後ろから抱き締めるような体制で餌を取り付けてくれている

私は旅ばかりで男性慣れしていなかったのもあり固まってしまった

？「すみません！つい、..んと、じゃあ投げてください」

『大丈夫です！よっ..と』

コツを掴んだわたしは餌を使いきるまで釣りを続けた

？「目当てのものは釣れましたか？」

『はい、ありがとうございました！付き合わせてしまってごめんなさい』

？「いえ、僕も楽しかったので！...もう、夕方ですね。送っていきます」

『いや大丈夫ですよ！』

？「念のためです。それに僕も家こっちなので」

『えと、じゃあ..お願いします』

？「はい、行きましょうか」

私と男性は歩きだした

『あの、名前聞いてもいいですか？あっ私はジャスティナ・カラッジです』

アンセルム「ごめんなさい、名乗るの忘れてました！笑
僕はアンセルム・ミューです」

『アンセルムさん、』

アンセルム「呼び捨てでいいですよ！敬語も辞めてください！」

『じゃあ私のことも呼び捨てで！あと敬語もだめ！よろしくね、アンセルム！』

アンセルム「よろしく、ジャスティナ！あっ着いたね」

『ほんとだ、今日はありがとう。おやすみ！』

そう言って酒場に入ろうとすると

アンセルム「あのさ..！」

『ん？』

アンセルム「よかったら、明日も会えないかな？他にも案内したいところがあるし」

『え、いいの！助かる！』

アンセルム「じゃあ、朝迎えに来るよ。よかったら朝ごはん、一緒にたべよう」

『うん、！楽しみにしとく！』

アンセルム「じゃあおやすみ」

『おやすみ～』

今度こそアンセルムと別れて酒場に入った

『ウィアラさん！ただいまです！』

ウィアラ「お帰り！ありがとう、助かったよ！」

ウィアラ「これは今日の分の報酬！こんな風にお手伝いを続けてくれたら報酬を出すからね！お金が貯まったらミアラのところで国民手続きができるようになるよ！もし国民になることを考えていたらおすすめだよ」

『わかりました！ゆっくりやっていきます！』

ウィアラ「うん、でもこの国に旅人として居られる期間は１年だから気を付けてね！」