【d!】私とピアノと (ページ34)

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8つ目の作詞ページ34

皆さんが______

泣いていた

『ふぇ……な、なんで……泣いて……』

ut｢嬉しいからに……決まってるやん｣

rb｢俺達のことそんなふうに思ってくれてたんやなって…｣

sha｢もちろん、これからも一緒やで…｣

gr｢わかってるだろ…？…俺たちはこれからも一緒だ…！！！｣

『！！』

今日作詞をできたのは皆さんのおかげだ

この日々があったからこそかけて、皆さんと出会えたからかけた

言葉をスムーズに伝えられない、素直に伝えられない私にとって作詞は言葉を伝える手段

『ふふっ……皆さん……ありがとう……ございます……そう言って…いただけて……嬉しいです…

この曲……絶対…コンサートで…歌って……成功させて……見せます……私の……お守りとして……』

全員「うん！！！」

『ふふっ』

syp｢……ふっ｣

zm｢んふふ｣

全員「あはははは」

『ふふっ……ふふっ』

そう笑う私たちには、真っ赤で透明な夕焼けがさしていた

『じゃあ……そろそろ……帰りましょうか……』

os｢そういえば電車ってあと何分後めぅ？」

『あっ……えっと………あ……』

tn｢え？どうしたん？｣

『あと……3分……』

次、というか次に乗らなければあと1時間も先だ、これを逃したら大変

全員「えぇぇぇぇ？！？！」

『ど…どうしましょう……』

私が困っていると、誰かが私の手首を掴んだ

kn｢走るで！！｣

それは多分まだこの中でいちばん元気なコネシマさんだった

『ぇ……ふぇ？……は、走るって……』

kn｢行くで！！｣

『え、ちょ……と…コネシマ……さん！』

rb｢あぁぁぁ！コネシマこの野郎！抜けがけしやがってよォ！！｣

kn｢そんなん知らんわ！お前らがグズグズしてんのが悪いんや！｣

syp｢こんのクソ先輩…！！！｣

gr｢俺のAに手を出すなんて、コネシマいい度胸じゃないか……！！｣

sha｢おまっ！ずるいぞ！！てかAは俺のや！！｣

ut｢残念でした僕のですぅ～シャオちゃんにもグルッペンにも渡さへんで｣

ht｢抜けがけは裏切りってことでいいよね？みんな覚悟しな｣

zm｢Aを渡すわけないやろ！！Aは俺とずーーっと一緒なんや！！｣

os｢AちゃんもAちゃんめぅ…！！｣

tn｢可愛すぎるからあかんねん…！！｣

『…も、もう…！！』

なんだかんだ言って、このハチャメチャな日々が好きなんだなぁと、そう感じた