No.25★ ページ27
やっぱり夕食の時間は大好きです
ゆっくりと一人で考え事をしながら、動画を見ながら、音楽を聞きながら食べる時間も大好きです
でも、ここ最近はその時間も大好きだけど、あと一つ好きな夕食の過ごし方が増えました
みなさんと楽しい話をしながらワイワイと食べる、その日の反省をしながら話し合いつつ食べる
一人で食べるのも好きだけど、みなさんとこうして食べるのも好き
だから、笑顔でいたい
けど、
り「お姉さま?」
天月さんとそらるさんがきて、りん、ユリカ、神崎さん、松崎さん、私の7人はテラスで夕食を食べていた
私がある考え事をしていて、ネオン街の方を見ていると、りんにそう声をかけられた
『なにが?』
り「お姉さま、絶対考え事してた」
『そんなことないわよ?』
といったが、やっぱりりんにはお見通しのようです
り「お姉さま嘘つかないで。絶対なにか考え事してる」
『。。やっぱり、りんにはお見通しか』
テラスには私達以外の人たちが、パンやデザートが乗ったお皿を持って、広いテラスの色んな場所に移動してお話している
私達はテラスのはしの方でそんな話をしていた
天月さんがこちらの方へ来た
あ「聞こえちゃったんだけど。。またなにか一人で悩んでるの?」
『別にそんなことは。。』
り「お姉さま、学校で何かありましたね」
『りん。。』
あ「話して」
『でも、、そんな大したことじゃないですし。。』
あ「そんなの聞いてみないとわからないじゃん、それに大したことじゃないって決めてるのはAちゃんでしょ?」
『それは。。』
り「お姉さま、ユリカたちが向こうで話してるうちに話しましょ」
『え、えぇ。。』
『まあ、私が考えてたのは、私って何だろうってことなんです』
あ「Aちゃんが何か」
『はい、りんには話したんですけど、私今日お昼を食べに屋上に行ったら一年生の話し声が聞こえてきて』
『その内容が、私と歌い手の咲夜が似ているってことだったんです』
あ「えぇ?!それやばくない?バレてるかもってことでしょ?!」
『そう、ですね。、それでその一年生が言っていたのが、私はクールで真面目て何でもこなす完璧な生徒会長だって』
『それを聞いて思ったんです。私って何だろうって、本当の私って何だろうって』
35人がお気に入り
「歌い手」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涼風彩 | 作成日時:2019年7月16日 17時