【歌い手】私を助けてくれた人たちに秘密を知られた件についてシーズン2 (ページ25)

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No.23★ ページ25

お風呂に先に入って、夕食の準備をすると、時計の針は八時を指していた

『じゃあ、夕食にしましょうか』

りユ「はい！！」

今日の夕食は私が作ったハンバーグと松崎さんが作った沢山の種類のパン

ハンバーグはデミグラスで、パンは塩や紅茶、チョコ、くるみなどの計八種類のパン並んでる

り「久しぶりにお姉さまのお料理がたべられるんですね」

ユ「パンもいつも美味しいからね！」

松崎「ありがとうございます！妹様」

『ハンバーグと言ってもデミグラスだからまとめて多くつくちゃったのよ』

り「いくつほど？」

『私達のを省いて4つ余ってるわ』

松崎さんと神崎さん、私とりんとユリカの分まで作ったのにそれに対して4つも作りすぎてしまった

『まあ、生徒会で遅くなったときにでも食べるわ』

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

チャイムがなった

『誰かしら』

そう言って私は4階から1階の玄関まで降りる

『はぁい！』

ドアを開けた

あ「こんばんは！」

そ「こんばんは」

そこには天月さんとそらるさんが立っていた

『こ、こんばんは！ど、どうしました？こんな時間に』

あ「ごめんねー！突然お邪魔しちゃって」

そ「確かにもう夕飯の時間だよな、ごめん」

『いえいえ、とりあえず上がってください』

そらつき「お邪魔します！」

『それで、お二人ともどうしたんですか？』

あ「あ！あのね、Aちゃんの学校って、今週の土曜日体育祭だよね」

『はい、でもなぜそれを？』

そ「ポスターを街で見かけたんだ」

『なるほど、美術部にお願いしていたやつですね』

あ「それでね、俺達も体育祭、行ってもいい？」

『体育祭にですか！？天月さんたちの都合がいいのであればもちろん大丈夫ですよ』

あ「ほんと！？やったー！ね、そらるさん！」

そ「そうだな、まふたちもつれていくか」

あ「りんちゃんも出るんでしょ？」

『はい！りんは確か、リレーと大縄跳びと玉入れだったかと』

そ「Aは何するの？」

『私は生徒会もあるので開会式と閉会式、全校代表者リレー、大縄跳びですかね』

あ「代表者リレー！？そんなに足早いの？！」

『いえいえ！早くなんてないです！50メートル走も7，74ですし』

そらつき「はやすぎる！」

『は、はぃ！？』

『そ、それに！クラス代表じゃなくて、生徒会長だから走らなきゃなんです！』