【歌い手】私を助けてくれた人たちに秘密を知られた件についてシーズン2 (ページ24)

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No.22★ ページ24

時計を見ると6時を指している

体育祭も明後日ということで、全生徒6時に下校になっている

私は校門の方へ歩いて少し先に車がある

流石に校門の前に車があるとお嬢様ということが一年生にも知られてしますから

三年生のほとんどが知っていて、二年生も知っでいる人がわずかだけどいる

それに今はりんが一年生でいるから知られるのが早いかも、なんて。

そんなことを思っていると、いつものところに大きな横長い黒塗りの車と、りん、神崎さんが待っていた

り「お姉さま！」

『りん、神崎さん、おまたせ』

神崎「お嬢様、お疲れ様です。」

私達は車に乗り込んで、家へ向かった

り「お姉さま、どうかしました？」

『え？な、なにが？』

り「なんか難しい顔してたから」

『あぁ、今日あったことを思い出してたのよ』

り「今日？」

『ええ、いつも通り、屋上でお昼を食べていたら一年生が私の話をしてたのよ』

『で、私と歌い手の咲夜様が似てたってね』

り「お姉さま、それ大丈夫なんですか」

『まあ、わからないけど、一年生が私をどう思っているかが聞けて少し新鮮だったわ』

り「あ！お姉さまのイメージですね、クールとかかっこいいとか。。」

『私かっこいいかな』

り「りんとユリカにとってお姉さまはいつもかっこいいよ！」

神崎「私も、お嬢様はかっこいいと思いますよ」

『学校ではイメージ変えてるんだけどね』

そうして笑い合う私達3人。そんなうちに家についていた

『ただいま』

り「お邪魔します！お姉さま！」

神崎「では、私は妹様を連れてきます、其れまでゆっくりしていてください」

と、神崎さんはユリカを連れに行った

り「お姉さま、今日話した一年生って誰？」

『えぇと、確か、水上さんと星風さんだったかしら』

り「あ！クラスが同じ子だね！いつも二人で一緒にいる」

『仲良さそうだったもの』

り「りんも友達つくるの苦手だからお昼は一人なんですよ」

『じゃあ、これからお昼は屋上へ来なさい、私お昼はたいてい屋上にいるから』

り「いいの！？じゃあそうします！」

『ええ、あの二人も来るかもしれないから、りん、友達になれるかもね』

り「だったらいいなぁ」