【歌い手】私を助けてくれた人たちに秘密を知られた件についてシーズン2 (ページ3)

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No.2★ ページ3

4月、私は３年生になり、新生徒会長になりました。まふまふさんたちとも楽しく過ごしてきたこの数か月。お兄様のことや秘密のこと。たくさんのことがあったと思う。

『今年こそ。。』

私は、誰もいない家の中でつぶやいた。

何が今年こそなのか、それは【歌い手活動】だ

私、いや、歌い手の咲夜は、リスナーからすれば謎に包まれていることが多すぎる。年齢、姿、顔、性別。そのほかにもプライベートや趣味など、ほとんどが明かされていない謎の歌い手として知られている。

これまではそれでいいって思ってた。けれど、まふまふさんたちに出会ってから、私の中で何かが変わった気がするんだ。

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

チャイムが鳴る

『はーい！』

そういって私は玄関のドアを開ける

全員「お邪魔します！」

『いらっしゃいです、皆さん！』

私が今日、皆さんをここに呼んだ理由。それは、相談事だった。
しかし、まだ何を相談した以下は話していない。相談しようと思っている内容も自分で思いついたことに驚いているくらいに。

ま「相談って何？」

そ「学校でのことか？」

あ「生徒会長に関係してるとか？」

『い、いえ、今日皆さんに相談しようと思ったことは自分でも思いついたことに驚いていて、あまりはっきりとはわかんないんですけど、、

私、ライブがしたいんです』