「 You're my precious 」

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『何で居るのって顔してるね？』



その通りだよ、ツアーや撮影で忙しいはずなのに ...




『ツアーは残りファイナル公演だけで撮影は今日終わったから』


瑠唯くんは私の言いたいことを全部言ってくれた。






「っ、 ... 瑠唯くん、？」


突然抱き締められ戸惑っている私に




『名前ちゃんは頑張りすぎるとこがある』


『たまには休憩しなきゃ』



... 何でそんな優しい言葉かけてくれるの。


さっきまで溜めていた涙が止めどなく出てくる





私はどれぐらい瑠唯くんの存在に助けられてるんだろう。


会える時間が少ない分、こんなことで時間を潰したくないのに。




『溜め込まないで吐き出すのも必要だからね？』



「... 私、瑠唯くんに支えられすぎてる、」






『俺はこれからも名前ちゃんを支えていくつもり』


『おいでってするのは俺の役目だから！』







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