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僕が公園に着くと名前はブランコに座っていて
顔は俯いたままだから見えないけど多分涙の跡があるんだろうな
なんて考えながら隣のブランコに座る。
『名前、こっち向いて』
と言っても俯いたままで
「... 私ね、比べられることぐらいいつものことだから
慣れてた」
「でも七海があんな風に思ってたって分かんなかったから
いつも、何で名前が比べられるの!って言ってくれてたから」
七海ちゃんは名前が親友と言っていた子。
「あの子が比べられるのは当たり前でしょ、って笑いながら言ってて
七海もそう思ってたんだって、ばかみたいに思えてきて」
名前は目に涙を溜めていて
その涙が今頬に伝っていった
「昂秀もそう思ってたんでしょ、?」
って。
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舞依(プロフ) - ブルチャンさん» ありがとうございます!!更新頑張りますので飽きずに待っててください(; ;)笑 (2018年8月8日 18時) (レス) id: 383c3be937 (このIDを非表示/違反報告)
ブルチャン(プロフ) - いつもキュンキュンしながら読ませてもらってます!更新、楽しみに待ってます!(^^) (2018年8月7日 13時) (レス) id: e95b0b5b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞依 | 作成日時:2018年5月11日 0時