9日 ページ7
道枝 side
放課後、俺はまた長尾くんのいる1年2組に来ている
だが、長尾くんが居ない。
確か……長尾くんの席ってここやな…。
あ、やべ、、なんか紙落ちてしもた…。
…これっ、て……
長尾「あっ、みっちー！」
道枝「！」
長尾「ぎゅー！」
俺は冷静になれるまもなく、長尾くんにハグされた
道枝「えっ、ちょっと、何っ……」
長尾「ごめんごめん、笑 ほら、今日ってハグの日やん？」
道枝「えっ？……あ、ほんまや」
長尾「せやろー！」
道枝「で、でも。！」
長尾「だった俺ら恋人やろ〜？」
そうニヤニヤしながら彼は答える
道枝「……」
長尾「あ、その紙……」
道枝「あ、すいません、落ちちゃって」
長尾「ええよ〜…………見た、？」
道枝「……すいません」
長尾「ええよ〜、もう教えたことやし。」
その紙とは、長尾くんの病名などが書いてある紙だった。
長尾「俺、この病院行ってんねん。ほんまは入院した方がええらしいけど、俺断ってしもた、笑」
道枝「…治そうと思わんの？」
長尾「……どーせ、この先生きてても得ないし」
道枝「……」
空気を悪くしてしまった…。
長尾「さっ、今日集まってもらったんには訳があんねん」
あ、そうやった
道枝「なんで呼んだんですか？」
長尾「……まぁ、そうやな、。付き合ううえで約束があんねん」
長尾「1つ目、お互い、病気のことには触れない」
道枝「えっ」
長尾「？」
驚いた、まさか
まさか、長尾くんが俺も病気持ちなこと知っとったなんて
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作者名：のーの | 作成日時：2023年8月7日 15時
