俺と君だけの2ヶ月間。【K.N×S.M】 (ページ11)

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長尾 side

…何、今のガチャって音…

…まさか

俺と同じことを考えているのか、みっちーの顔も真っ青になっていく。

長尾「…これ…開くか？」

道枝「……あ、あかん…開かへん…」

…ま、まさかのまさか…やな

体育倉庫に閉じ込められるとか…！？

長尾「ど、どないしよう」

道枝「ス、スマホ」

長尾「…あ、俺教室…」

道枝「俺も今頃教室のどこかに…」

…スマホがない＝助けを呼べない

誰やねん閉めたやつぅ！！！！！

道枝「ど、どうしよ、このままじゃ」

長尾「みっちー、そんな泣かんでも」

道枝「で、でも、俺あのノートなかったら」

長尾「…なかったら…？」

道枝「……なんでも、ない」

長尾「……？」

そのあと、無事にみっちーの先輩方に助けてもらった…

どうやらいつも帰る時間にいなかったらしいから探してただと。

どれだけ後輩思いなんや…

その日はなんとか寮に戻り、俺は寝ることにした