にひゃくよんじゅうはち ページ11
あの後普通に練習して
烏野と音駒、鴎台の対策したあと
誰にも遭遇することなく無事に帰った
インスタはアカウントを作ったには作ったけど
そのまま放置して一週間
北「みんなそろたか?」
私にとっては初めての全国大会
本当は菅原先輩と来たかったが
稲荷崎のマネージャーになったからには
烏野にも音駒にも全力で勝たせてもらう
先「これから新幹線に乗る〜〜〜」
「理石君、酔った?大丈夫?酔い止め持ってる?」
理「持ってへん……」
「じゃあこれ一個飲んで水買ってくるね」
ピッ……ガコンッ
自販機までダッシュで水を買いに行った
理「すまん」
「いいよいつも理石君には助けられてるし
効くまでちょっと時間かかるけど楽になるから…
ジュース飲むなら柑橘系は避けてね
昨日ちゃん寝た?寝不足は酔う原因だよ?
あと食べ過ぎ、空腹も……暑いのも!
新幹線は比較的揺れがないから寝れると思うけど」
理「ははっ看護師みたいやな」
「……聞いてる?制服だけど体温調節しなよ?」
理「聞いとる聞いとる」
「ならいいけど……
今日は早く寝ることそれと明日の分渡しとくね」
理「ホンマにありがとうすまんな」
「大丈夫だよ…ほらもうちょいで新幹線来るよ!」
理「せやな」
ーー
侑「東京!やっと着いた!」
北「静かにせぇ」
「やっとってほどの時間でもないでしょう」
侑「俺にとったら2時間はやっとや!」
北「何回言わせんねん」
侑「すまんせん」
男「ねぇ君…芸能界に…」
「時間ないので」
男「間瀬榛名ちゃんの事務所なん…」
「他の事務所と契約してますので」
と言うと大体諦めるよね
理「え、ホンマなん?」
「嘘だけど?」
理「こんなに自然に嘘つく人初めて見たわ」
「え…」
理「俺Aの事信じすぎんのやめる」
「悲しー」
理「なんで断ったん?間瀬榛名好きなんちゃうん?」
「え?」
理「待ち受け間瀬榛名やん」
「芸能人では1番好きだよ」
芸能人としてじゃないけど
ホテルまで地下鉄とバスらしい
プシュー
時間帯的に学生が多い
毎員電車でインフルエンザにかからないよう
マスクを付けることを課せられた
北「こっち来ぃ」
グイッと腕を引かれて
壁と信介さんの間に押し込められた
こういう所に気を配れるのに
なんでキュンとしないんだろうか
気が利くな……モテそうだなとは思うけど
かっこいいなとは思わない
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作者名:いちごオレ | 作成日時:2022年10月13日 13時